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ツワブキ・2~遊歩道

 南大沢3丁目の遊歩道脇に咲いていた「ツワブキ(石蕗・艶蕗)」。キク科ツワブキ属の多年草で、花期が長く花の少ない時期には有り難い存在である。ツワブキの名前はその艶のある大きな葉から “艶葉蕗(つやばぶき)” と呼ばれたり、葉が厚いので “厚葉蕗(あつはぶき)” と呼ばれたものが転訛したようだ。ちなみに島根県津和野町は “つわぶきの生い茂る野” という意味。町に残る言い伝えでは、ここに住みついた人々が、群生するツワブキの可憐な花に目をとどめ、その清楚で高雅な風情に魅せられて、自分たちの住む里を “つわぶきの野” “つわの” と呼ぶようになったという。
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