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ブンゴウメ

 桜が次々に咲き進んでいるが、遅れ馳せながら「ブンゴウメ(豊後梅)」の登場。バラ科アンズ属(←サクラ属)の落葉高木で、その名の通り、豊後(大分県)に発祥し古くから豊後の名産として知られた梅。大分県の県の花や県の木に指定されている。ブンゴウメは花が大型で、その果実は果肉が多く梅干の材料に適している。このように実を採るために育てられている梅を “実梅(みうめ)” と呼び、花の観賞目的のために育てられる梅を “花梅(はなうめ)” と呼んでいる。紀州の南高梅などは実梅のひとつ。
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ベニスモモ・2~満開

 蓮生寺公園の草地奥にある「ベニスモモ(紅李)」。バラ科スモモ属(←サクラ属)の落葉高木で、葉色が紫色掛かり、遠目にはヤマザクラの開花の頃のようにも見える。この樹は、以前は大きく育っていたが、病気のためか数年前に太い幹の地上1メートルの部分でバッサリ切られてしまった。その後、切り口から細い枝がどんどん伸びて、年々少しずつ花数を増やしていき、今年は更にたくさんの花を付けてくれた。この広場の主のような存在であり、もっと大きく育って欲しい。
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