シロバナマンテマ・2~道端

 道端に目立ち始めた「シロバナマンテマ(白花マンテマ)」。咲き始めはピンク色で次第に白く変化する。ナデシコ科マンテマ属で、ヨーロッパ原産の帰化植物。茎や萼に腺毛が多く、触るとベトベトする。マンテマ属の同じ仲間にムシトリナデシコ(虫取撫子)があり、同じようにベトベトするが、ともに食虫植物ではない。
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アスパラガス

 下柚木の道端で見つけた1センチほどの小さな花。家庭菜園をされている方なら見慣れた花のようだが、私にとっては難題の花。ユリ科の花のような印象を頼りに探し当てたのが「アスパラガス」。どうやら近所の家庭菜園から逃げ出してきたものだろう。アスパラガスはユリ科クサスギカズラ属の多年草で、明治時代にヨーロッパから渡来した時の名は「オランダキジカクシ(阿蘭陀雉隠し)」。同じ属のキジカクシ(雉隠し)の葉も松葉のような細かさで、雉がこの細い葉に隠れることができるという意味。ところでこの茎はせいぜい直径3~4ミリで、あのアスパラガスのように太く逞しくない。
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