サワフタギ・4~満開

 渓流脇にある樹の白い花が沢の蓋をしているように見えることから「サワフタギ(沢蓋)」。ハイノキ科ハイノキ属の落葉樹。ここは渓流ではなく、富士見台公園の雑木林。秋に瑠璃色の綺麗な実を付けることと、カマツカと同じように材が強く牛の鼻輪に使われたことで、別名は「ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)」。これもまた綺麗な花には似つかわしくない名前。
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カマツカ

 この樹の材を鎌の柄にしたので「カマツカ(鎌柄)」。バラ科カマツカ属の落葉樹。スイカズラ科のガマズミに似た花だが、ひとつひとつの花はこちらのほうが少し大きい。材が丈夫なので牛の鼻輪の器具にも使われ、別名は「ウシコロシ(牛殺し)」。可愛らしい花には似つかわしくない名前を持っている。
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ナナカマド・6~花

 秋の赤い実が印象的だが、花もバラ科だけあって、さすがに鮮やかな「ナナカマド(七竈)」。この南大沢5丁目の街路樹は3メートルほどの小さな樹だが、大きくなると10メートルにもなるようだ。この歩道ではそこまで自由に伸びるわけにもいかない。
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ニガキ

 富士見台公園の「ニガキ(苦木)」。ニガキ科ニガキ属の落葉樹で、葉が苦いことからこの名前。本当に苦いのかどうか確かめてみると、これが強烈に苦い。樹皮を乾燥させたものが、漢方の健胃薬の “苦木(くぼく)”。 確かにこれは効きそう。
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