ヒトツバタゴ・2~花

 東京薬科大キャンパスの「ヒトツバタゴ(一つ葉タゴ)」。木曽川流域と対馬に隔離分布するモクセイ科ヒトツバタゴ属の落葉高木。複葉のトネリコに対して、こちらは托葉の無い単葉なので、 “一つ葉のトネリコ” がその名の由来。ヒトツバタゴよりは、別名の「ナンジャモンジャ」(=何と言うものか?)のほうが有名。 
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マムシグサ

 内裏谷戸公園の林の中で見つけた「マムシグサ(蝮草)」。サトイモ科テンナンショウ属の多年草で雌雄異株。仏炎苞をめくると雌雄がわかるが、蝮というよりはダチョウのような顔に睨まれたので、めくるのはやめておいた。
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イヌビワ・6~花

 とても花には見えないが、これが「イヌビワ(犬枇杷)」の花。イチジク(無花果)と同じ隠頭花序で、この中に花がある。花軸が多肉化して外側から花を包み込んでいるため、果実のように見える。受粉をイヌビワコバチに助けてもらうかわりに、イヌビワコバチにはここに産卵させているという奇妙な関係。雌雄異株だがこれがどちらかはわからない。
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