ギガンチウム

 今年も庭で咲き始めた大きなネギ坊主。ユリ科ネギ属の「ギガンチウム」で、別名は「ハナネギ(花葱)」。アリウムの仲間のうちこの紫のボール状の花をギガンチウムと呼ぶようだ。花の形が面白くて毎年育てているが、難点は葉が大きく地面に広がって、葉先からどんどん痛んで黄色く変色してしまうことだ。狭い花壇ではちょっと扱いにくい。
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サツキツツジ

 一ヶ月前にツツジの種類を色々調べたが、ほとんど忘れかけているのが情けない。そのツツジが終わったあと、今が見頃の「サツキツツジ(皐月躑躅)」。開花はツツジ属の中では遅く、旧暦の5月(皐月)頃に咲く。これは東京薬科大の樹。
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シャリンバイ・4~開花

 バラ科シャリンバイ属の「シャリンバイ(車輪梅)」。この樹は大気汚染に強く耐寒性に優れているので、路側帯や公園樹によく使われている。枝は車輪のように分岐して、梅のような花なのでこの名前。もともと暖地の海岸沿いに成育する樹のようで、奄美大島の大島紬の染色は、このシャリンバイの材や根をチップにして大釜で煮込んだエキスを使うようだ。残念ながら我が家に大島紬は無い。
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ニオイバンマツリ

 庭の鉢植えの「ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉)」。ジンチョウゲやキンモクセイのように遠くから匂うことはないが、鼻を近づけるとほのかな芳香。白と薄紫の二色の花が一本の木に咲く。これは咲き始めが紫でそのあと白くなる。英名は “Yesterday-today-and-tomorrow”  で、日を追って色が変わることから付けられたらしい。 “茉莉” はジャスミンティーに使われるマツリカと同じだと思っていたら、マツリカはモクセイ科ジャスミナ属で別名はアラビアジャスミン。一方このニオイバンマツリは、ナス科バンマツリ属。同じ茉莉の名前がついても種類が違う。
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