韓国に行くときに使う飛行機は、JAL、ANA、大韓航空、アシアナの中から選びます。
だいたい、値段と時間で選ぶのですが、同じような条件だったら、機内サービスも考慮します。日韓路線は短いので、機内食はたいしたものが出ない。とはいえ、JALはひどい、という印象がありました。巻き寿司とかいなり寿司なんかが定番でした。
長らくJALは経営危機に見舞われていたので、経費節減の影響が機内食にも出ていたのでしょう。それでだいたいANAかアシアナを選ぶことが多かった。中でもアシアナの機内食がいちばん充実していたように思います。
今回の韓国出張では、値段と時間の関係で久しぶりにJALに乗りました。
ところが、まったく期待していなかった機内食が思いの外よかった。
お品書きにある説明によれば、この機内食を作った店は「なすび亭」。主人は、伊豆や鎌倉の懐石料理、永田町の「瓢亭」では首相官邸の出前料理番をつとめたとかで、今は独立して恵比寿に店を出し、「和食界きっての気鋭料理人」なんだそうです。
往路のメニューは以下
ちらし金平と鶏の照焼丼
薩摩芋の素揚げと昆布煮
春の物
甘味
どれも誠実な仕事がなされています。
稲森さんのおかげで再生を果たし、過去最高益をあげたというニュースを見たのはちょっと前のことです。それが機内食のグレードアップにつながったのかもしれません。
長距離路線では、エコノミーのシートが広くなったというコマーシャルも見ました。
まあ、公的資金をずいぶんつぎ込んだから、国民の税金によって改善されたというべきなのかもしれませんが。
最新の画像[もっと見る]
- コーヒーの話①~雲南コーヒー 23時間前
- 「虎に翼」に思う~没落華族 6日前
- 「辞書になった男」と軍隊 1週間前
- 「辞書になった男」と軍隊 1週間前
- 鯛、鮒、鱈 1週間前
- 柳錫春裁判のその後 2週間前
- 利き酒 2週間前
- 利き酒 2週間前
- 大人と小人の読み方 3週間前
- 「虎に翼」に思う~遺産相続 4週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます