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犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

芝桜

2012-04-29 23:08:06 | 日々の暮らし(帰任以後、~2015.4)

 連休の二日目、初夏のような陽気です。鈍行電車にゆられながら、秩父に行きました。なんでも芝桜が見頃を迎えているとか。兄夫婦もいっしょです。幼稚園の先生の次女は、前日から震災復興ボランティアに行っているのに、親はいい気なものです。

 ソメイヨシノは終わったけれど、八重桜とか別の種類がまだ咲いているんだろう。芝桜は桜の木の一品種かと思っていました。でも、駅などに貼られたポスターを見るとどうも様子が違う。どうも、「芝」に近い、草本(=くさ)のようです。

 特急が売り切れで鈍行に乗ったのですが、こちらも満員に近く、三人分の席しか確保できませんでした。大した人気です。

 まだ午前中だったのですが、食堂が満員になりそうなので、まずは腹拵え。駅近くのそば屋に入りました。そばは秩父の数少ない名産品です。牡丹鍋(イノシシ鍋)の看板もあったけれども、この暑さで鍋はないだろうということで、そば屋で「山菜天せいろ」を注文。

 出てくるまでの間、秩父B級グルメのみそポテトでとりあえずビール。みそポテトはいかにも「B級」のお手軽な味わい。ビールによく合います。

 続いて出てきた山菜のてんぷらが秀逸でした。ふきのとう、うど、たけのこ、名前のわからないきのこ…。たけのこの天ぷらというのは初めて食べる気がします。

 早々にほろよいになって芝桜のある羊山へ向う道は行列状態。こういう行列は苦手なので、心の中で(やれやれ)とつぶやきます。

 芝桜の丘へ着いてみると、入場料300円。この時期だけ入場料をとるようです。それほど広くない丘陵の斜面に色とりどりの芝桜が咲いています(→リンク)。

 ただ、その花園を縫う通路は、人、人、人…。

 羊山というのは、戦前ここに緬羊場があり羊が飼育されていたことに由来するとのこと。今も、一角に数頭の羊が飼われています。

 一時間ぐらいもすると見終わってしまい、帰りの電車が混まないうちに帰路につく。買ってあった特急の時間まで、少し間があいたので、駅の「秩父仲見世」という名前のショッピングモールで、おみやげ物などを見てまわります。

 先の「みそポテト」以外にも、「名物 わらじトンカツ」なんていう看板がかかっている。

わらじトンカツ? はて、どこかで聞いたことがあるな)

 そう、韓国駐在中、韓国式トンカツをこう呼んでいました。大きさは普通のとんかつの二倍ぐらいだけれども、暑さは三分の一ぐらいの、やけに薄べったいトンカツです。

 秩父のわらじは、大きさは小振り。わらじが二枚のったカツ丼弁当は500円と安い。夕食のために弁当を二つ買って帰りました。

 巨人ファンの兄は、デーゲームの巨人阪神戦が気になるらしい。こまめに携帯で途中経過をチェックしています。結局、私の家に寄って、内海がバースデーを勝利で飾る姿をテレビで観戦したのでした。


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