日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

闇を切り裂く隼で

2014-09-19 20:14:37 | ふさおまき(オス)日記
毎年この一日が好き!朝からワクワクして仕事をしてました。
職場を出るギリギリに電話がかかってくるのも毎度のこと。

東京駅から、東北新幹線「はやぶさ105」に乗り込みました。



今日から始まっている『2014全日本マスターズ陸上 北上大会』に2日目から参加します。
いよいよ全国、という気持ちの盛り上がりは、お祭りを待つ子供のようなものでしょうか。
コースに立てば、からだの調子が気になったり、隣の人にライバル心を燃やしたり、もはや楽しいとは別の波に見舞われるので、前日が一番浮き立つのです。

7時30分の、晦日のアメ横のような賑わいを見せる東京駅地下モールで、西京焼き弁当を一つ。


少し甘いけれど、味噌のお陰で冷えてもしっとりしているので、秋田はつや姫の大粒ご飯によくあいます。

デング熱のウィルスを持った蚊がが新宿御苑で見つかったとか、久米島沖で熱水噴出孔が見つかった、などのニュースが流れるはやぶさは、夜の風景を切り裂くように東北路を北へ走ります。


花子とアンとブースカと

2014-09-18 23:48:17 | ふさおまき(オス)日記

50年生きたご褒美か、ある意味日本で数十年ぶりに見つかったデング熱より、

世の中にはいろいろあると、しみじみ思い耽ったこと2題。

写真は引用ということでご勘弁ください。

私たちふさおまき夫婦が20年にわたって気持ちを寄せているブースカは、円谷プロと市川森一パパの下されものでした。

それが、こんな姿になって、21世紀の世に現れるとは(2014年の言い方ではないな・・・)、

生きてて良かった。

自分たちがどんなに「想像の翼を広げ」ても、考えつくことがなかった絵とストーリーがあります。

「ブースカのふゆじたく」(ぶん:えいじゅう たかのり/え:ヒカリン あいうえお館) 

夏のあいだ、寒い冬に備えて懸命に槌をふるブースカは、とても目の前のラーメンに惑わされ

我を忘れる彼ではありません。勤勉で優しい、それはそれで彼の本質を純化した姿に涙が出そうになりました。

 

「ブースカ プラス」(作画jimmy シナリオ=金巻ともこ 構成=とくたけきょうこ 企画=naopu@FOOM 小学館クリエイティブ)

顔が若返ったように見えるのも愉快なら、足が長くなったのも微笑ましく、

そうした変化はかつて宇宙に旅立って以来、50年の時を経ているからでしょう。

大体、”光速で宇宙を飛び、船内の1日が地球では1年になってしまう”という、大作少年の前に立ちはだかった

若い身には耐えられない時の重さを投げかけて終わったテレビドラマを受け継いで、

”帰ってきたブースカ”でいきなり話を引き継いでしまう、飛び切りの大胆さに

あえて言えば、魂を投げ出されるほどのショックを受けたわけです。

すごいよ、村岡花子先生もびっくりの、想像の翼の広がり具合。

大海原を渡るアホウドリだってかないはしない。

と、まあ、知っている人にしか伝わらない分析の文は、ほどほどにしておきましょう。

 

とにもかくにも、2014年にこうした2冊の創作物が舞い降りたことを、

心から祝福したいのでした。

 


体は具合よし

2014-09-18 09:52:41 | マスターズ陸上(オス)
全国大会の1種目目は明後日。

200メートルです。

今日はその練習を一本、全力で走りました。

後半、体幹が立ち、真っ直ぐに前を見ながら、浮いた感じになりました。

この2週間、どうしても着地に耐えきれず、沈む走りだったので、どうにか間に合った!と一安心です。

気分も上げて行きましょう。

おかえり天宝

2014-09-17 22:16:50 | ふさおまき(オス)日記

健康診断のために14時間食べ物を口にしなかったあとのごはんは美味しいものです。

さらに美味しくしようと、朝から織田フィールドで走ったら、お腹もすいた上に尿蛋白がおりて

しまったというおまけもつきましたが、昼ご飯を軽く済ませると夕方にはお腹が鳴り始め、

今日の夕飯は、代々木八幡に新しくできた店と狙いを定めました。

空腹で狙いを定めると、自分の目が虎視眈々の虎となった気がします。

やれ、タイガース。

仕事を終えると小走りになりつつ駅前集合。

うかがったのは、真新しいビルで、一気に5つの店がオープンし

スタンド花で明るく燃える中の一つ「天宝」さんです。

 

代々木八幡に出没する方々には耳に馴染んだこの店の名前。

かつて、古いビルの一階に、町場の中華らしい暖簾と

半透明のガラスドアで区切られた結界の中で、

その外見に納得する、安くて旨くて早く出てくる中華料理を作ってくれていました。

ビルの取り壊しとともに千駄ヶ谷に移ったのが一年前。

去るのも突然でしたが、戻ってくるのも突然でした。

懐かしい店に再び出かける浮いた気持ち、

とんとんと階段を2階まで上がって暖簾をくぐると、

迎えてくれたのは、

大きな厚い手が印象的な、あのご主人でした。

実際に店主かどうかはわかりませんが、手や腕をはじめその体つきをみると

かつては自分で鍋を振っていたのを息子に譲り、自分はホールに立つ、

というイメージです。

言葉は少ないけれど、取り皿が足りないとすぐに持ってきてくれるような

さりげな心遣いをしてくれます。

 

頼みましたのは、前も頂いた「しそ入り春巻き」

そして「五目あんかけ焼きそば」「青椒肉絲」。

おお、オープンキッチンで、若い料理人が次々と調理を作っていきます。

鍋が五徳にぶつかる音こそ中華料理店のサウンドです。

数分で出てきた青椒肉絲は、ピーマンの色も輝かしく、

しかもシャキシャキした食感を保った絶妙な火の通し具合で、

竹の子と牛肉の細切りとひとまとめにして口に運ぶと、

ガッツリ食べたぜ肉と野菜!と声高らかに宣言したいくらいです。

続くあんかけ焼きそばや、柔らかめの麺にかりっと焦げ目がついて

ふんわり餡と絡んで、硬軟とりまぜた味わいが膨らみます。

そして仕上げの春巻きは、そうかこの香りがそそるのか、

と、揚げ物に加えられた涼風に一瞬目を細めたくなる一品。

旨いスープをたっぷり含んだ具が、噛むほどにパリパリくしゃ、と

楽しいことこの上ない、もちろん超アツアツの仕上がりです。

 

帰り際のレジで、ご主人から「一階にいたときもよく来てくれてましたね」

と声をかけてくれました。

おもわず「よく代々木八幡に帰ってきてくれました」と

やや文語調にお礼を言ったのも、思い描いていた再会の図が

人にも味にも裏切られることなく、ますます美味しく雰囲気もアップして

目の前に現れたからです。

 

今度はチャーハンと鳥の唐揚げだな、

彼女と話しながら満腹の帰途となりました。

 


試合に行く前に

2014-09-16 23:02:21 | マスターズ陸上(オス)

ブログ的には時間が遡りますが、神宮ビアガーデンに出かける前に
織田フィールドで走ってきました。
彼女はぐるぐると8コースを45分走り続け、
私は昨日の10キロ走で柔らかめに縮んだ筋肉を伸ばすのに時間をとられながら、
流しを120m×3本
200m走×2本
50mスタートダッシュ×5本

強めのエネルギーを筋肉から引き出してみました。
あとは当日まで、柔らかく速く強く筋肉が動くように
使いすぎず、とはいえ休ませず、整えていくことに気を配ることと
いたしましょう。


神宮球場は開戦前

2014-09-15 16:52:02 | ふさおまき(オス)日記
三連休の仕上げは神宮球場です。
野球じゃないよ、ビアガーデンだよ、
というのが宴会幹事長のおっしゃりようです。
集合は16時30分、開門とともにレフトスタンドへ、のはずが私たちだけ遅刻しました。
渋谷の東急で焼き鳥やらシュウマイを買ってたら、思いの外に時間がかかってしまいました。
しかも、開門が早まったので、、、と言い訳。



でも、夕方の風が気持ちいい。
開放型の球場はいまや貴重です。

今日の肴は、タイガースとスワローズの試合ですが、そちらの方は六時からなのでまだ一時間あります。
昨日から席とり準備に汗をかいてくれたS元さんとT幹事長に深く感謝しつつ、ピクニック気分の夕焼けはことのほか心に染み入るのであります。


テング熱でタクシー儲かる?

2014-09-15 14:44:14 | ふさおまき(オス)日記

跳びすぎた土曜日で、日曜の朝は腰周りが張っています。
短距離練習をするには、ちょっと体が耐えられそうにありません。

こんな時、普段なら代々木公園を軽くJOGして様子をみて、
ドリルをするか、流しくらいをするかと考えるのですが、
相変わらず公園は締め出し状態です。

彼女はといえば、早起きして丹沢行きという昨晩の宣言も虚しく、
8時を過ぎてベッドから出てきたばかり。
くちは「KOUKYO KOUKYO」と動いています。
有酸素運動はしたいようです。

そんなわけで半蔵門へ出かけました。
JOGLYSというランニングステーションで着替えて
ゆっくり2周。アキレスや腰への負担が掛からないようにひたひたと
忍者走りに徹して、ちょうど1時間。
気持ちよくエネルギー消費も済ませて、
練習を減らすことによる体重増加も防げそうです。

しかし、時計を見ると13時15分になっています。
あれれ、新宿ピカデリーで「舞妓はレディ」を14時10分から予約しています。
JOGLYSに戻ってシャワーを浴びて着替えればすでに13時40分。
へい、タクシー!とマンがさながらに手を挙げますが、
もちろん混んた時ばかりは空車がなかなか来ません。
やっと来たタクシーに乗って、休日のすいた新宿通りを一直線。
電車よりはずっと早い、意外に近い皇居と新宿に
なるほど、と思いつつ余裕で上映に間に合ったのでした。

「舞妓はレディ」は周防監督のなかなか愉快なミュージカル。
京都が好きで、頑張る女の子に勇気をもらう若さを持っている人なら
みんな楽しむことができるでしょう。
私もすっかりハマりました。

そんなわけでテング熱にのため、代々木公園で走れなかったことによる
経済効果は、JOGLYS代750円+カード更新料100円
そしてタクシー代でした。
運転手さん、アベノミクス効果は実感しないね、とぼやいてましたが、
ウイルス効果はあったのであります。