日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

おかえり天宝

2014-09-17 22:16:50 | ふさおまき(オス)日記

健康診断のために14時間食べ物を口にしなかったあとのごはんは美味しいものです。

さらに美味しくしようと、朝から織田フィールドで走ったら、お腹もすいた上に尿蛋白がおりて

しまったというおまけもつきましたが、昼ご飯を軽く済ませると夕方にはお腹が鳴り始め、

今日の夕飯は、代々木八幡に新しくできた店と狙いを定めました。

空腹で狙いを定めると、自分の目が虎視眈々の虎となった気がします。

やれ、タイガース。

仕事を終えると小走りになりつつ駅前集合。

うかがったのは、真新しいビルで、一気に5つの店がオープンし

スタンド花で明るく燃える中の一つ「天宝」さんです。

 

代々木八幡に出没する方々には耳に馴染んだこの店の名前。

かつて、古いビルの一階に、町場の中華らしい暖簾と

半透明のガラスドアで区切られた結界の中で、

その外見に納得する、安くて旨くて早く出てくる中華料理を作ってくれていました。

ビルの取り壊しとともに千駄ヶ谷に移ったのが一年前。

去るのも突然でしたが、戻ってくるのも突然でした。

懐かしい店に再び出かける浮いた気持ち、

とんとんと階段を2階まで上がって暖簾をくぐると、

迎えてくれたのは、

大きな厚い手が印象的な、あのご主人でした。

実際に店主かどうかはわかりませんが、手や腕をはじめその体つきをみると

かつては自分で鍋を振っていたのを息子に譲り、自分はホールに立つ、

というイメージです。

言葉は少ないけれど、取り皿が足りないとすぐに持ってきてくれるような

さりげな心遣いをしてくれます。

 

頼みましたのは、前も頂いた「しそ入り春巻き」

そして「五目あんかけ焼きそば」「青椒肉絲」。

おお、オープンキッチンで、若い料理人が次々と調理を作っていきます。

鍋が五徳にぶつかる音こそ中華料理店のサウンドです。

数分で出てきた青椒肉絲は、ピーマンの色も輝かしく、

しかもシャキシャキした食感を保った絶妙な火の通し具合で、

竹の子と牛肉の細切りとひとまとめにして口に運ぶと、

ガッツリ食べたぜ肉と野菜!と声高らかに宣言したいくらいです。

続くあんかけ焼きそばや、柔らかめの麺にかりっと焦げ目がついて

ふんわり餡と絡んで、硬軟とりまぜた味わいが膨らみます。

そして仕上げの春巻きは、そうかこの香りがそそるのか、

と、揚げ物に加えられた涼風に一瞬目を細めたくなる一品。

旨いスープをたっぷり含んだ具が、噛むほどにパリパリくしゃ、と

楽しいことこの上ない、もちろん超アツアツの仕上がりです。

 

帰り際のレジで、ご主人から「一階にいたときもよく来てくれてましたね」

と声をかけてくれました。

おもわず「よく代々木八幡に帰ってきてくれました」と

やや文語調にお礼を言ったのも、思い描いていた再会の図が

人にも味にも裏切られることなく、ますます美味しく雰囲気もアップして

目の前に現れたからです。

 

今度はチャーハンと鳥の唐揚げだな、

彼女と話しながら満腹の帰途となりました。

 

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織田フィールド開放状況9月17日

2014-09-17 09:56:51 | 織田フィールド開放状況
閑古鳥ではなく、セキレイが高く小刻みな鳴き声を切っている水曜朝の織田フィールド。

筋肉の目詰まりを掃除して、動きやすくするのが、全国大会直前練習の課題です。

芝生で全身を部位毎に動かし、関節の可動域と、筋肉の堅さを確認しました。

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