日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

ハワイ旅行3日目(8月14日)ちょろちょろし過ぎ!

2012-08-15 17:17:45 | 旅行記

今日はフサオマキらしいサルの一日でした。

朝は寝坊というのがいただけませんが、疲れていたからぐっすり眠る、

まあ生き物の基本ですね。

ホテルの通りを一歩出て、「ホノルルコーヒーカンパニー」の

ハワイアンラテを彼女がオーダー。どうやらハニーシロップ入りのようです。

そしてバナナケーキを二人で一個、朝のフルーツはエネルギーアップに欠かせません。

砂浜にでて太陽を浴びるのは、眠気を晴らし体温を上げる、モンキー独特の行動ですし。

でも、隣から聞こえてくる、30代とおぼしき行けた顔した男の方が、

20代の女性二人組に、軽く声をかけて、食べ物話からスポーツ話へと

とにかく話題を切らせず話し続ける、見事なナンパ術に耳ダンボ、

ここはハワイだと実感して、好奇心で目が覚めます。

 

しかし昼が近いほどの寝坊ぶりです。

次は高いところに行かなくては!

ホノルルの町からでかける高い場所はもちろんダイヤモンドヘッド。

火山丘です。

わずか200メートルと少しの高さですが、さえぎるものも無ければ

緑も少ない視界を最大限に発揮できるシチュエーションですから

登ったもの勝ち。

押すな押すなの大賑わいで、みんな高いところが好きなのがよっく分かります。

「めざせー」

「楽チンの、火山岩道は、小走りに」

「もうすぐ頂上」

 

99段の階段。

「さらに、火山の岩に囲まれた洞窟」

「光が欲しい」

「さらに螺旋階段・・・どこへ行くのか」

「出たのはトーチカの中でした。かつての軍事関係施設を

観光用に使っているのでありました」

「世界各国の人たちとともにブースかも見た!あれがホノルルの栄達だ。」

 

あれ、さあさん、どこへ行ったのかと思ったら、

もうマノアですかい。ダイヤモンドヘッドから車で15分。

朝にバナナケーキの5分の1しか食べなかった彼女は、

アボガドのサンドイッチをオーダー。半分でこのサイズ、

アルファルファとツナ、そしてアボガドクリームがぎっしり詰まっています。

 

食べたあとに、フサオマキは何をするのかと問えば、

買い物と答えます。

待望のアラモアナ・ショッピングセンターへまたまた移動です。

どこの店に行ったかも良く覚えていないほどうろちょろ。

まあ、多くの人たちが同じようにあっちこっちの店を覗いてますし、

だからこそ巨大なショッピングモールと2つのデパートが合わさった

アラモアナの大商業施設となるのでしょうね。

たいした繁栄のハワイ。

ちなみに私も、OLD NAVYで、パッションカラーのクジラTシャツをどうしても

欲しくなって買ってしまいました。ちなみにちなみに、男性用のデザインは面白くなくて、

女性のLサイズがちょうど良かったのでありました。

 

非日常を楽しむ旅ではありますが、日々積み上げたことも大事に継続しなければ

なりません。そう、マスターズ陸上の一員である自分であります。

おあつらえ向きに、ショッピングセンターのすぐ裏は芝生の運動場になっていました。

サッカーをやったりラクロスをやったり。

鉄棒にぶら下がっているおじいさんや、ヨガマットで天に向けて念を飛ばすような

スタイルをしているおじさんもいます。

だから私も恥ずかしげも無く、やってしまいました。

芝生上。アップシューズ。

流し120m×3本

ペース走 200m×3本

芝生は着地をうまくしないと滑ってしまいます。ポイントがシビアで、

はずすと足の筋肉が悲鳴をあげます。

それでも、スピードを上げておいたので、少しは体の継続性も保たれたでしょうか。

 

そして今日はその後も、体を使うイベントが待っていました。

アラモアナのRUNNERS ROUTEさんが毎週火曜日の17時30分~

走ろう会を開催してくれていると、彼女がネットで情報を仕入れてきました。

マスターズランニングの後は、ホノルルラン。

長距離走は久し振りです。

時間ぎりぎりに店に着くと、20人近く集まっています。

基本的には日本人が多いのですが、ほとんどの方が在住で仕事をしたり

中にはマッサージの資格(日本の法律ではありません。悪しからず)をとるために

勉強している人もいると聞きました。

走る前から皆さん話に花が咲き、私たちももう一人の初参加といいう

横浜から旅行できているF沢さんとご挨拶。

どんなイベントになるのかと待っていたら、いきなり先頭が走り出しました。

どこへ向かうのか、どれくらいの時間、どのくらいの距離を走るのかもわかりません。

といって、走り出した人たちについていかないわけにも行かないので、

準備運動もせぬまま・・・というのはさっきダッシュした私には当てはまりませんが・・・

ついていきます。

まずは先ほどの運動場沿いを走って、海が見える道にでます。

その後は西へ西へと沿岸を走るのですが、これが驚くほどペースが速い。

これまでに日本で何度かランニングイベントや走友会の会合で走りましたが、

最初からすっ飛ばすのは初めてでした。

彼女も腹を決めたようで、笑い顔を見せながらも必死についていきます。

こういうとき、実に嬉しそうにしているのがふさおまき・メスの最大の美点でしょう。

ごちゃごちゃも言わず、良く走るもんだと感心してしまいました。

多分、彼女にとってはほぼレースペースですから。

 

陽も翳ってくると、風がさらに心地よく吹いてきました。

赤くなる空を西に見ながら、30分ほどでターン、ダウンタウンに

入ります。下町というよりは、ビジネス街でしょうか、ホノルル・ワイキキの

ホテルと小売店が並ぶ見せ場的な様相とは違って、堅牢で実務的で、

そうですね、金にまつわる雰囲気が漂っていました。

外資系は立派なビル建ててますし。そのすぐ裏にちょっと荒れた道があったり。

人が日々の糧を得るために仕事をしていると言うことでしょう。

なんてことも感じながら、次に現れるのはカメハメハ大王の銅像だとか、

ハワイ王朝の宮殿が残された歴史地区。「プリンセス カイウラニ」の映画で

見た場所だとはしゃいだりしながら、その端正な作りに、すでにヨーロッパの文化を

受け入れ、変わりいく時代を生きていた末代のハワイ王族は

どんな未来を海洋島に見ていたのかと思考を飛ばしたりしていました。

 

そんなこんなで、見るものも新しい60分のランニングは終了。

店の前では先に到着していた人たちとがハイタッチで迎えてくれたりして

なかなか最後まで楽しませてくれます。笑顔でさよなら、

シャツを着替えてさあ、夕ご飯ですね。

はい、こちらはアラモアナ・ショッピングセンターのフードコートです。

着替え終わったフサオマキ夫婦が嬉しそうに店を覗いて回っています。

イタリアン、メキシカン、中華、和食も寿司にうどんにラーメンにとバラエティいっぱい。

大充実のフードコートです。

足を止めたのは、まずチキンコーナー。ローストチキンやフライドチキンを

好きな大きさに切り分けてくれて、ご飯とともにサーブしてくれています。

鶏好きのオスが決めるか・・・踵を返しました。

肉といえば牛でしょう、と聴く耳を持たないメスは、ステーキが一番希望のようです。

決まりです。

 

225グラムが標準サイズなので、夜も二人でシェアしています。

グレービーソースとマッシュポテトがねっとりと絡んで、

脂肪の少ないリブアイステーキのコクを増しています。

短距離も長距離もこなした人たちです、これくらい食べないと

かえって体によくないですよね。

ですよね、きっと?

 

食べ終わって、もう少し買い物をして21時。

それにしても、落ち着きの無いフサオマキザルらしい一日でした。