日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

ハワイ旅行2日目(8月13日)岬めぐりと海 風になる一日

2012-08-14 18:08:40 | 旅行記

 

朝のジョギングと朝食をいただいた後は、

ドライブに行きます。ホノルルから東へ向かい

サンゴが美しいハナウマベイが目的地・・・しかし

なんと駐車場が満杯で、ガードマンは中に入れてもくれません。

海がめに会うはずが・・・計画変更です。

シーニックポイントとかかれた所に一つ一つとまって、

海風を受けながら、太平洋に浮かぶ孤島に人が住む不思議に

思いをはせます。

火山が作ったこの島に、最初はどんな生き物もいなかったはず。

そしておそらく、この島を大地に立って見つけることができる人もいなかった

はず。どのような冒険心がここへ最初の一人を呼び寄せたのでしょうね。

海を見渡しながら固い約束を誓って、鍵を残していく人々と

孤島・ハワイの険しさは良く似合うのでした。

 

さて、このシーニックポイントは”飛び出した目”女神伝説の一つだそうですが、

この地は海を見渡すのに使い勝手が良かったのでしょう。

第二次世界大戦前には、岬の上に立ち上がる山頂に、

こん建物がいくつも作られ、海を通る敵に警戒を払っていたそうです。

強い風を受ける岬は、サボテンなど限られた緑が少し生えるだけで、

他は根を下ろそうにも、強い風や雨がすぐに大地を削ってしまい

生きていくことができないようです。

トレッキングは登りに1時間ほどかかりましたが、それこそ強い風が

常に肌をなめ、汗もほとんどかきませんでした。

 

しかし、お腹はへります。

向かったのはカイルアの街。小さく整った、緑のトンネルが目抜きを覆う

様子が気分のよいところです。

 

店の名はMOKE’S BRED&BREAKFAST「・・・朝食が評判だとクレアにありました。

クレアにあるからには、くるわくるわの日本人。

私たちが入ったときには4組が日本人の家族でした。

でも、評判は裏切りませんでした。

彼女が頼んだバナナパンケーキ(7.5$)は半径20センチ近い

大ぶりのホットケーキにとろとろに温められたバナナがクリームになっています。

柔らかくて弾力のある生地も、口に楽しさを運んでくれました。

 

腹はこしらえた。

戦闘体勢よし。

向かうはカイルアのビーチ。北向きの海岸は貿易風で高い波が押し寄せ、

真っ白な決め細やかな砂を積み上げてくれています。

彼女は一人海へ。

私は荷物番・・・運転疲れですぐにぐっすりです。

あとで肌も真っ赤です。

波と戯れる彼女は、そのうちシュノーケリングも持ち出して、

動く岩を見つけ、実は海がめだった!と言う報告で私を起こしてくれました。

ちょっとうらやましい海の出会い。

では、私も負けられないので、気合をいれました。

ていっ!

海の飛び込む人はいても、砂に飛び込む人は他にはいませんでした。

なかなか足が前にホオリ出せず、膝が曲がってしまいます。

落ちるのが怖いからです。

それでも少しずつ慣れてくると、伸ばした足先に目をやることができて、

そうすると接地の直前まで足の動きをつかむことができて、

なんとか足を伸ばしたまま着地ができるようになって来ました。

終わってみると足首が痛むほどに幅跳びの練習をしておりました。

本当にもう、ふたりとも好きなことばかり。

こまったもんです。

もう17時だよ、との声がしました。

 

砂を払い落として、再びカイルアの街へ。

ボディソープやオイルを売っている店ラナカイ・バス・アンド・ボディに入り、

お買い物をしたあと、

渇いた喉をスムージーで癒します。

ラナカイジュースさん。

パイナップルとバナナ、他にも何種類かのフルーツが入った爽やかな

砕いた氷がとろみを出すジュースは、こんなに大きいカップで

レギュラー、4ドルと少しでした。

 

日の影も長くなってきました。

18時。それなのに、実はもう一箇所見たいところがあると

彼女が言います。

そこはまた、朝のポイントとは違う崖の上の名所。

風がオアフ島ではもっとも強いと言われる場所で、

かつてカメハメハ大王がハワイ諸島統一の戦いを繰り広げ、

ここに難敵を追い詰めたという史話がありました。

かなり悲劇の場所です。

強い風は上昇気流を起こすのでしょう、やや霧がかかります。

しかも陽が傾けば、強い風は冷たさをまといます。

松の仲間は幹を地面に沿わせて伸びます。

私たちも含め、この展望台の強風にあおられると、自然に気分が高揚します。

大声を上げる奥様のいるファミリー、

女の子の髪が天に舞う様子にはしゃぐ若者たち、

うちの彼女は展望台や崖の端を走り回っています。

ここで冷静なのは猫だけでした。

シャッター切る直前まで悠然と地面の虫を食べていて、

広角17ミリレンズのためぎりぎり30センチの距離になるまで

気がつかなかったほどでした。

 

激しい風との戦いを終えて、車のライトをつけて峠道を降り

ワイキキに戻りました。

シャワーで潮を落として、夕飯へ。

大通はどこも人であふれかえりますが、

ひときわ長い行列が”丸亀製麺”のうどん屋さんに並んでいるのを見たり、

大学生のころから気になっていた、高田馬場「えぞ菊 ワイキキ店」を

見つけたりして驚きながら、私たちは中華料理に足を運んだのでした。

チャイナガーデンさん、中国語では寶城海鮮酒家と書きます。

偉大なる中華料理も、地域によって少しずつ違うのが面白いところ。

まず、これのどこが一番違うでしょう。

炒飯ですね。それはわかりますよね。

醤油くさくない、うん確かに白っぽいままのご飯の味付けは、

鳥のスープ系でしょうか。

でもそれより何より、ご飯が違います。

米が長粒米なのです。水分が少ない米と言うだけで、

パラッと仕上がり、口に含んでも弾んでくれます。

 

もう一品はこちら。

エビマヨにくるみのキャラメリーゼ、これは思いつきませんでした。

海老もぷりっぷり、その揚げた衣と、キャラメルのカリット感が歯ざわりに

面白みを膨らませてくれていました。

 

それにしても良く食べる二人だなあ。

鳥のから揚げ半身も嬉しそうにしゃぶってましたから。

最後は、ユキダクマの現地報告でした。

 


夜から朝も 楽しいワイキキわいわい

2012-08-14 03:56:35 | 旅行記

昨晩、たらふくのチーズバーガーでごろごろしていたら、

やる気モードの彼女が「ワークアウト行くよ」の一言。

シェラトンは24時間オープンのジムがあるのです。

23時近いにも関わらず、少年が3人筋肉自慢でマシンに取り組んでいます。

私も負けじと、腹筋背筋、レッグプラスにレッグカール・・2セットずつ30分の

鍛錬をして、ぐっすり眠る体モードにしました。

にもかかわらず、

戻った部屋の外はまだまだ大賑わい。

夜遅くでもストリートパフォーマンスをやっているのか、アンプから流れる音が

この22階まジャンじゃかと飛び込んでくるのです。

高い階だからまだ眠れないほどではありませんが。

 

お風呂に入って、これもシェラトン自慢のヘブンリーベッドの

ふわふわ布団と4つの枕に身を委ねると気持ちいいことこの上なし。

さっさと眠って朝7時のジョギングに向かったのでした。

 

ダイヤモンドヘッド遥拝を済ませて、

空いたお腹に待っていたのは、フルーツバーの朝食でした。

私はハワイ特産パイナップルを4切れ、といっても縦20センチにきってある

大振りの一切れですから!

彼女はマンゴーを高さ20センチ積みあがるくらいに食べていました。

朝からフルーツはふさおまきたちの野生を目覚めさせてくれました。

 

さあ、今からハワイ二日目の遊びにでかけましょう。

目指すはハナウマ湾。

サンゴの海でどんなお魚さんと戯れることができるでしょうか。