日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

心を入れ替えるために西方へ向かった週末

2012-08-05 22:37:33 | ふさおまき(オス)日記

土曜日は朝から新幹線で関西に向かいます。

ふさおまき(おす)はお墓参り。

ふさおまき(めす)は法事。

アブラゼミが木々を沸騰させるほどの暑さに見舞われつつ、

峡と名付けられるほどの山間の墓地におもむき、手を合わせると一瞬頭の中がスパークして、

線香の香りに空間がゆがみます。

遠い人と出会える一瞬、そして目を開けて人の顔を見る安心。

一緒に参った人々と挨拶を交わしながら、風習と呼ばれるほどの行事には縁がなかった

自分にとっても、思いを馳せる心のやりくりは大切なのだと思ったりします。

 

 

山を下り、夙川駅近くの”菓一條 榮久堂吉宗”さんでつもる話。

日本一おいしいかき氷、のあおり文句に彼女が一つ。

薄くかいた氷はふわふわとして、ふっくらと練乳をまとっています。

口溶けがよし。

 

こちらは、わかりますか?

生ハム色はわらび餅。ソフトクリームが添えられています。

たっぷりきなこをかけて召し上がれ、というご案内をいただきましたが、まあこれは季節のいたずらお菓子でしょう。

面白いなと思いつつ、体を冷やして店を離れ、今度は彼女の目的地へと向かいます。

 

まあ、そちらは彼女の家の法事でもあるのでありますので、

また違った思いと、心のお洗濯をさせていただくことになるわけでありまして、

しかも神戸の海を見渡しながらのバーベキューや、

朝の目覚めに、細胞の端々に行き渡る苦みのスパークをもたらしてくれる、

特製ゴーヤジュース体験

などとも出会い、8月らしく心を入れ替える週末を過ごすことができたのでした。