日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

もっと前に進んで、もっと跳びたい

2011-09-01 01:05:05 | マスターズ陸上(オス)

100分の1秒でも早く。1センチでも遠くへ。

陸上競技のわかりやすい動機があるから、いつもわくわくしていられます。

和歌山の全日本マスターズは、

100mと200mが、ともにマスターズワースト、中学2年生のころに逆戻りした記録だったから、

もうこれからは上がるだけだと思っています。

 

25秒99とは、なんともいえない、私には示唆深い数字です。

26秒より100分の1秒早く200mを移動した。

なんか、そういえるのが嬉しく、どうじに崖っぷち感もあります。

確かに走りきった、けれど200mの間、決して自分の体に

最高潮といえる、力みなぎる瞬間はありませんでした。

力まなかった結果だとは、よい言い方。

悪く言えば、筋力不足は体を浮かせることが出来ず、いつも地面に落ちる

感じばかりがしていたのです。

100mの12秒90も、同じ感覚。ゴール地点で腰は落ちていました。

 

では、走り幅跳びはどうか。

そうですね、この競技が好きなことをさらに実感したということでしょうか。

走力が大きな力となりつつ、踏み切りのタイミングや、飛び出す角度など、

身のこなしがより大きく結果に結びつくこの競技は、

パワーではかなわない私の抜け道のような存在でもあります。

アキレス腱には、走るよりも負担はかかりますが、

うまく足が踏み切り板の中央に乗ってくれたので、

6月に、もう少しましな体の状態ながら、5m40cm台で終わった長野大会よりを上回る、

今シーズンのベスト記録、5m61を一回目に飛べたわけです。

無性に嬉しかったですね。

跳ぶことができた!と。

 

今日、敬愛する職場の先輩から電話をもらいました。

全国大会の結果はどうでした?という暖かい心遣いのお言葉。

それまで職場では全然、和歌山大会の話をしなかったのですが、

問われるとついつい、話してしまいたくなります。

私のことを気にかけてくれること、陸上競技に興味をもってくれて

いること、どちらも嬉しく、ついつい記録と、5位に入賞したことを、

やや自慢げな口調になってないかと心配しつつ、

お話してしまったのでした。

 

そんなこんなで、まだまだ跳びたくてしょうがありません。