2022/08/27 第197回 クラシックを楽しむ会
1 モーツァルト 弦楽五重奏曲 第2番 K.406
スメタナ四重奏団
ヨゼフ・スーク(第1ヴィオラ) 24分39秒
スメタナ四重奏団
ヨゼフ・スーク(第1ヴィオラ) 24分39秒
2 モーツアルト ヴェスペレ ハ長調 K.339
3 モーツアルト キリエ ニ短調 K.341
4 モーツアルト アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618
5 モーツアルト エクスルターテ・イゥビラーテ K.165
ソプラノ/キリ・テ・カナワ
ソプラノ/キリ・テ・カナワ
アルト/エリザベス・ベインブリッジ
テノール/リーランド・デイヴィス
バス/グウィン・ハウエル
指揮/サー・コリン・デイヴィス
管弦楽/ロンドン交響楽団 & 合唱団 55分51秒
指揮/サー・コリン・デイヴィス
管弦楽/ロンドン交響楽団 & 合唱団 55分51秒
wikipedia抜粋
弦楽五重奏曲第2番 ハ短調 K. 406 (516b) は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した弦楽五重奏曲であり、自身が作曲した『セレナード第12番 ハ短調(『ナハトムジーク』)』(K. 388)を1787年に編曲した作品である。
原曲のセレナードは1782年7月に作曲されており、2本ずつのオーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルンで編成される。この弦楽五重奏への編曲は、その5年後に第3番(K. 515)や第4番(K. 516)を書き上げたあとに行われた(このため、出版物などでは本作が第4番と表記され、第3番が第2番、第4番が第3番と表記されているものもある)。編曲した理由は不明だが、第3番や第4番と一緒に出版するためだったとも、時間がなかったために慌てて編曲で済ませたためともいわれる。原曲は管楽器8本であるが、実質5声であったためほとんどそのまま弦楽五重奏の形に落とし込んでいる。
また、原曲のセレナードは一般的なセレナードにしては暗く、深刻で緊迫した曲風である点で異色である。そのセレナードからそのまま置き換えたこの弦楽五重奏曲も、5声ならではの緊密で凝縮された響きを持っている。
証聖者の荘厳晩課 K.339. ヴェスペレとは、カトリックの聖務日課の中で日没時に行われる祈り(晩課)のこと。
宗教音楽の歴史上ミサに次ぐ重要なジャンル。
キリエ ニ短調 K.341 20世紀後半になって、モーツァルトが1780年代後半に「キリエ」などのミサ曲のスケッチを残していたことが判明し、死後発見されたミサの断章『キリエ ニ短調(K.341)(英語版)』は最晩年の1791年頃にシュテファン大聖堂宮廷楽長就任を目論んで書いたと考えられている。
名作「レクイエム」と並ぶ最期の宗教曲「アヴェ・ヴェルム・コルプス」。
モーツァルトが、妻コンスタンツェの療養を世話した合唱指揮者アントン・シュトルのために作曲したものです。
モーツァルト晩年の傑作とされ、合唱と弦楽にオルガンのみというシンプルな編成で、長さも46小説しかありませんが、そこに描かれているのは、この世のしがらみを超えた清澄で透明な世界。
悲痛な「レクイエム」と比べると、すべての闘いを終えて天に帰ったようなやすらぎに満ちています。
モーツァルトが、妻コンスタンツェの療養を世話した合唱指揮者アントン・シュトルのために作曲したものです。
モーツァルト晩年の傑作とされ、合唱と弦楽にオルガンのみというシンプルな編成で、長さも46小説しかありませんが、そこに描かれているのは、この世のしがらみを超えた清澄で透明な世界。
悲痛な「レクイエム」と比べると、すべての闘いを終えて天に帰ったようなやすらぎに満ちています。
《エクスルターテ・ユビラーテ》KV.165 (158a) は、モーツァルトが1773年に作曲したモテット。日本では、第1楽章の歌詞から『踊れ、喜べ、幸いなる魂よ』などの訳題が使われることもある。
モーツァルト父子がミラノ訪問中に、モーツァルトのお気に入りのカストラート歌手ヴェナンツィオ・ラウッツィーニのために作曲された。現在では、通常リリック・ソプラノの主要なレパートリーとなっており、その華やかな曲調からコロラトゥーラ的技術も要求される。
以下の3楽章からなり、冒頭楽章がソナタ形式をとっているため、さしずめ声楽と管弦楽のための協奏曲のような構成になっている。とりわけ終楽章の「アレルヤ」が有名。第1楽章の最後に短いレチタティーヴォが挿入されている他、第2楽章と第3楽章は切れ目無く演奏される。