JPX、売買単位の統一PR 「みんな100株」 (共同通信社 2018/10/01)~
株式を取引する際の最低株数である売買単位が1日、100株に統一された。旗振り役の日本取引所グループ(JPX)は、東京証券取引所(東京都中央区)の巨大ディスプレーに「みんな100株」と掲示し、一本化をPRした。
売買単位はかつて1株から2千株まで8種類あり、誤発注の原因となったため、約11年がかりで上場企業に集約を促してきた。今後はどの銘柄も1株の株価に100を掛ければ取引所で売買できる金額が計算でき、投資がより分かりやすくなると期待されている。
JPXによると、10月中旬に上場廃止予定の1社を除き、約3600社の全上場企業の単位が100株でそろった。