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優里のファーストアルバム『壱』の中の感動曲!

待望の優里ファーストアルバム、『壱』がついにリリースされた。昨年大ヒットした『ドライフラワー』ももちろん収録されているが、他にも最新シングルの『ペテルギウス』や、その他のシングルも全て収録された下記全16曲。いきなりファーストアルバムからかなりの大作だ。



1) ペテルギウス
2) ドライフラワー
3) 花鳥風月
4) ミズキリ
5) シャッター
6) ミザリー
7) レオ
8) ピーターパン
9) スマホウォーズ
10)夏音
11)背中
12)かごめ
13)桜晴
14)インフィニティ
15)飛行船
16)かくれんぼ



そんな素晴らしい優里のファーストアルバムだが、アルバムの中で感動的な1曲を見つけてしまった。それは『レオ』という7曲目。歌詞が何とも感動的なのだ。

『レオ』
ショーケースの中過ごしていた
誰もかれもが過ぎ去っていた
浮ゥったんだ あの日君に
連れられるまでは

僕と同じの小さな手
転げまわり くすぐりあう僕ら
こんなに君の事好きになってた

どんなときでも傍に居て
君が言うなら ああ

名前はレオ 名前呼んでよ
君がつけてくれた名前だから
嬉しい時も悲しい時も
傍に居ると決めた大事な人

君が大きくなるほどに
僕との時間は減るが道理
遠くに君の友達同士
仕方がないよなぁ

最近つけるその香水
鼻の利く僕にとっては辛いや
今日も帰りは遅くなるんだろうか

君が居ない部屋 夢を見る
あの日のこと また

名前はレオ 名前呼んでよ
君がつけてくれた名前だから
寂しいけれど 悲しいけれど
傍に居ると決めた大事な人

君が誰かと暮らすことを
伝えに帰ってきた夜に
撫でてくれたね きっとお別れだね
最後にさ 会えたから ねぇ幸せだよ

名前はレオ 名前呼んでよ
君がつけてくれた名前だから
もう泣かないでよ 名前呼んでよ
あの日より大きな手で撫でてくれた

名前はレオ 名前呼んでよ
君がくれた名前で良かったよ
忘れないでよ それでいいんだよ
新しい誰かにまた名前つけて

歌詞を読んだだけでも泣けてくるが、これが優里の歌で届けられると、更に感動を呼ぶ。歌詞を読んでおわかりかと思うが、恐らくレオというのはワンちゃんのことだ。子供の頃ペットショップのショーケースから飼って以来、レオと名付けてずっと一緒に過ごしてきた女の子との物語だ。飼いだした時はまだ小さな女の子だったのが、やがて友達と遊ぶことが多くなって少しずつ離れていき、そして最後は結婚して出て行く。そんな飼い主の女の子をずっと見守り続け、そして旅立って自分から離れて行ってしまうことの寂しさを受けとめるレオの何とも切ない物語だ。このようなパターンは恐らく良くある話かもしれないが、レオの目線で感情も交えて描かれると、本当に何とも切なくなる。

この曲を聴いて、むしょうに昔飼っていた柴犬のマックに逢いたくなった。この歌詞と同じように、マックは僕が小学4年生の頃から飼うようになり、そしてアメリカにも連れて行き、最後は僕が社会人3年目になった時、マックは16年の生涯を閉じた。晩年は少しボケてしまい、本当に人間と同じなんだなということを痛感したが、最後は僕の腕の中で亡くなった。



そんな大好きなマックだったし、大切な思い出はたくさんある。しかし、子供の頃は若気の至りで時にマックに辛くあたってしまったこともあった。なんであんなにマックを怒ったのだろう、なんであんなに叱ってしまったのだろう、もっともっと、優しくしてあげればよかったと、大人になった今でも後悔してしまう。もちろんいっぱい愛情も注いだが、もっともっと優しくして、もっともっと遊んであげればよかったと。そんなことをまた思い出して、思わず涙ぐんでしまった優里の『レオ』だった。



そして、むしょうにマックに逢いたくなった僕は、今の愛犬きなこを連れて、実家の庭にあるマックのお墓参りに訪れた。実家は頻繁に訪れているが、マックのお墓に手を合わせることもなくなってしまったと反省し、今回はきなこをマックに紹介する意味でも、一緒にお参りした。



きなこも、マックのように、いつかは亡くなってしまう。
もう後悔しないよう、きなこには精いっぱいの愛情を注いであげよう。そして力いっぱい愛してあげよう。そう改めて心に誓ったマックの墓参りであった。
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