Forest Sync.(水と光の幻影)

何時も季節を感じていたい・・・
飛騨高山発信フライフィッシングのブログです。

てぶくろ(1980年10月31日第41刷)

2021-11-23 11:52:24 | Library


以前、カーラジオで聴いたこの絵本の朗読の事を拙ブログの記事にしたのですが、その時はこの絵本が我が家にあるなんて知りませんでした。

先日、家の大掃除していたら、押入れの奥から他の絵本と一緒に発掘されたんです。

子供が小さい頃、義理の叔母からお古を頂いたもののようです。と言うのは本に叔母の苗字のシャチハタ印が押してあったから。

人並みに子供に絵本の読み聴かせをしたつもりではいたけど、残念ながらこの本の優先順位は低かったみたい。

早速、私は、ラジオで聴き損ねた物語の結末を読んでみました。



スケール感を無視した展開が最後まで続き、読んでいると、長い夢を見ているような気持ちになります。

これから寒い季節になります。皆さまにおかれましても健康管理に留意され素敵な冬をお迎えください。

てぶくろ(2018年1月27日 当初の記事へのリンクです)



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雨のことば辞典

2020-04-19 08:16:05 | Library


昨日の朝は雨が降っていましたが、夕方前には止み、夜になってまた降り始め、朝方に上がりました。

外出自粛要請の下、読書で過ごす休日も有りですね。

確か、2年以上前に購入し、持ち歩いて隙間時間(病院での待ち時間だとか)に少しずつ読んでいましたが未だ半分も読んでいません。

カバーの裏表紙部分に「雨」をあらわすことば、「雨」にまつわることばを集めた読む辞典と記してある通りの、そんな内容の本です。

ことばの直接的な説明以外に、そのことばが使われている俳句だったり、子供の詩だったり、様々なエピソードが紹介されていたりします。

日本には雨を表現することばが非常に多いと聞いたことがありますが、そういった意味でも興味深い本です。

例えばこんなことばが載っています。以下引用。

雨安居(うあんご)
仏教で僧が雨季の一定期間外出せず、寺などにとどまって修行すること。自然の生命活動が盛んになるこの時期、外を歩き回ると草木や虫を踏みつぶし、無用な殺生をするからというのである。(以下略)

外出自粛も色々な意義があるのかもしれません。

早期のコロナウイルス収束を願っています。



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山でクマに会う方法

2018-09-09 10:18:05 | Library
今日は、飛騨地方の日本海側流入水系の渓流の最終日ですが、悪天候が続き川の水も増えていると思われるので、釣行は断念しました。

先週、急な降雨で思うような釣りが出来なかった淵のリベンジを考えていましたが、仕方ないですね。

本を読んだりしながら過ごします。

読んでいるのは、ヤマケイ文庫の「山でクマに会う方法」

偶然、書店で見つけました。

著者はクマの研究者。クマの生態がフィールドワークによる実体験に基づき詳しく記されており、期待通りのとても興味深い内容です。クマの食性や行動パターンがよくわかります。

もっとも、クマに会ってやろうと思ってこの本を買ったのではありません。むしろ、クマに会わないようにする為にその生態を理解しようとしたのですが、読み進めるうちに、また会ってみてもいいかなぁと思えてきました。もちろん、安全第一で行動しないといけませんけどね。






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ミツバチの教科書

2018-06-12 20:28:36 | Library
図書館で偶然見つけて借りて見ました。



イギリスで出版されたものを和訳した本のようです。



ミツバチだけでは無く、世界の様々な種類のハナバチが美しいイラストで紹介されていたり、その生態にも触れてあったり、



こんなハチの巣や、



地中のハチの巣も・・・



穴を掘って巣を作るハチの為の巣箱(ビー・ハウス)や、



竹筒で作ったビー・ハウスの作り方も。


他にも、ハナバチの好む花が15ページにわたり、写真で紹介されていたり、セイヨウミツバチの飼育方法や、蜜の採集の方法、蜜蝋を使ったロウソクの作り方、ハンドクリームやヘアリンス、スクラブなどのはちみつの利用方法、などなど・・・

ずうっと眺めていたくなる本です。




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眠れない夜に読む本

2018-03-28 23:37:52 | Library


文庫本。

1ページに1種類ずつ紹介されていて、923ページもあります。目次などを除いても900弱の妖怪等が載っていることになります。





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The Power Of Love

2018-01-10 21:58:17 | Library
80'sの曲を集めた企画ものCDをカーナビで聴いてみる。
自分で買ったものでは無く、訳あって、譲り受けたものだ。
80年代の洋楽HIT曲を集めたCDはとても多い。それなりの需要があるのだろう。この頃のミュージック・シーンに凄く勢いがあったことを感じさせる。

HUEY LEWIS & THE NEWS のThe Power Of Love が流れる。

「フライの雑誌」という、まぁ、マニア向けと思われるフライフィッシングの雑誌があるのだが、素晴らしい内容で、長い間、愛読していた。

その雑誌に、どなたかのエッセイで、失恋した若者が、(失恋の理由の一つに、若者のフライフィッシング熱があった。)アメリカに行き、立ち寄ったフライプロショップで、偶然、Huey Lewis を見かけ、彼に声を掛け、The Power Of Love にあやかり、フラれた女とよりを戻せないかと考えたが、叶わなかった、というのがあった。ずいぶん前に読んだものなので、記憶はおぼろげだけど、不器用な青年の生き様が自分と重なるとでも感じたのか、印象に残っている。

だから、The Power Of Love を聴くと、「フライの雑誌」と短いこのエッセイを思い出す。

ちなみに、このCD、The Power Of Love 以降は、Uptown Girl / Billy Joel, Flashdance...What A Feeling / Irene Cara, Footloose / Kenny Loggins, Overnight Success / Teri Desario と聴いているこちらが恥ずかしくなるくらい、怒涛の80'sサウンドが続く。望まなくとも、心は80’sにタイムスリップしてしまう。




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西の魔女が死んだ 梨木香歩作品集

2017-12-20 22:24:30 | Library


梨木香歩さんの作品が好きだと以前も書きましたが、代表作である「西の魔女が死んだ」はまだ読んでいませんでした。映画化されているようですが、そちらも見たことはありません。

先日、図書館で画像のハードカバーを見つけ、借りました。

借りてから気付いたのですが、今春、新しく出版されたものでした。初版は1994年に発行されていますが、今回、書き下ろしを含む3篇の短篇も収録し新装幀となっています。

訳あってしばらく祖母と暮らすことになった少女が、その生活の中で自身の心を探り成長していく物語です。

少女と祖母とのふれあいが、繊細で美しく描かれています。

二人の日常は、ある意味ありふれたものだけど、それは、日本の現代社会において急速に失われようとしているもののように思います。

それ故、この時代にリニューアルされたことに、大きな意義を感じます。

初夏の渓流でしばしば出逢う、朴の花、きゅうり草、銀竜草といった私の好きな花が、印象的に登場し、個人的には、そのあたりにも、親近感が湧きました。

また、先日、キッシュを作った記事をブログに載せましたが、キッシュの材料の買い物を済ませた後、読みかけのこの本の続きを読むと、キッシュを作って食べる場面が出てきて、不思議な偶然を感じました。

添えられた3篇の短篇は、どれも「西の魔女が~」に繋がる話です。こちらも素敵なお話で、本編に一層の深みを与えています。

新たに添えられたあとがきも、感慨深いものがあります。

とりあえず、中学生の娘に薦めましたが、ご年齢関係無く皆様にお薦めしたいと思います。

他に、梨木香歩さんの作品で、私にとって印象深いものは、

・家守綺譚・冬虫夏草
・海うそ
・ピスタチオ



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ひなびた温泉パラダイス

2017-12-07 20:30:21 | Library
頼みもしないのに友人が本を貸してくれました。

付き合いが長いので、私の好みをよくご存じで・・・

初版印刷が2017年10月と、まだ新しい本ですね。



出版されてから直ぐに買った友人は、私など足下にも及ばない温泉マニアです。

出版元は山と溪谷社。個人的には硬派な印象のある出版社。登山ガイドブックやアウトドアのマニュアル的な本、山関係のエッセイやノンフィクション、きのこ、山菜、野鳥等の図鑑と、いろいろお世話になっていますが、この本はずいぶんユルいなぁ~

この本で紹介されている厳選鄙び系温泉は、どれも魅力的。

行ってみたいけど何処も遠いなぁ〜、けど、どれか行ってみようかなぁ〜、などと、思いを巡らせています。

1か所だけ、行ったことのある温泉が載っていました。

その時の拙ブログの記事のリンクを記しておきます。

庄川湯谷温泉












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「森と氷河と鯨」を拝読しました

2017-11-12 17:03:01 | Library


著名な方の作品なので、いまさらこんなレビューをするのもおこがましいのですが、標記の本の文庫版を店頭で見かけ購入したので、その事について。

大まかに言うと、アラスカの雄大な自然とアラスカインディアンを訪ねる紀行文。
雄大な自然は勿論、西洋文化による開拓により喪われたインディアンの魂の再生と、物語が繋ぐ、モンゴロイドの氷河期の旅と歴史がテーマとなっています。

簡素でクールな文章が訴える力は強く、読書中、幾度も心を打たれました。

文庫本ですが素晴らしいカラー刷りの写真も収められていています。

著者の行動力、生き方は、本当にカッコ良く憧れます。

この作品は、実質的に、遺作です。

出逢えて良かったと、強く感じた本です。



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冬虫夏草

2016-05-14 20:54:18 | Library


二階に山積みしてある本のうちの一冊を引き抜こうとしたら山がなだれを起こした。

なかなか良さげな書き出しです。


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