Forest Sync.(水と光の幻影)

何時も季節を感じていたい・・・
飛騨高山発信フライフィッシングのブログです。

Coatac

2012-12-19 21:37:50 | gear tackle tool

コータックさんのオフィシャルページにアクセスすると、

http://www.coatac.co.jp/index.html

「当サイトは都合により閉鎖いたしました。」と表示されています。

或るショップのページでは、こんな記載を見付けました。

「2012年11月末を持ちまして、コータック社製品の入荷が全て終了となりました。長年のご愛顧、誠に有難うございました。なおコータック社製品は当店の取引問屋各社にも在庫なく、以下の当店在庫のみとなります。何卒宜しくお願いいたします。」

廃業されたのでしょうか・・・(そうではないのかもしれないけど)

コータックさんというと、フライフィッシングのタックルに関して言えば、微妙な存在感で、安価なセットタックルのイメージ位しか持っていない方も多いのでしょうね。中にはご存じない方も、知っててもあまり興味の無い方も・・・

フライロッドもフライリールもいろいろ作っていたんですけどね。

かなり以前のこと、この会社が、スウェルバットのグラスフライロッドを発売して、興味があったのでけど、買おうとした頃にはどこにも売っていなくて入手できなかったということがありました。(この経緯は本ブログで過去に記しました。)

こんなこともあって、この会社、何時かは、また、興味深いロッドを作ってくれるかなと、期待していただけに、動向が気になります。


しかし、この業界も、最近、廃業や製造中止みたいなことが目立ちますね。


KEN SAWADAさんのところは、フライロッドの生産を終了とのこと。ロッドブランク製造・組立工場、塗装工場、各種パーツ製作工場が相次いで廃業したというのがその理由。

ufmウエダさんは、「平成24年8月31日をもちまして会社を解散することになりました。これまで永きにわたりご愛顧ご支援頂きましたことを深く感謝申し上げます。」とのこと。

マッキーズさんのページでは、「リールシートが変わりました。今までの工場が閉鎖したため、やむなくアメリカのREC社から取り寄せることにしました。REC社は reonard rodなどに多用されているメーカです。」と記され、

クリハラロッドクラフトさんのページでは、「アルミケースを供給してくれていたメーカーが廃業してしまいました。今月以降のご注文にはケースが付きませんので、ケース付で定価表示されて いるものは定価からケース分(税込\4,500)を差し引いてご予算をお組み下さい。」と。

ワインディングスレッドのGUDEBROD社は2010年に一度倒産しましたが、支援会社と残った社員の努力により、2011年に釣具生産を再開しました、ということらしい・・・

私も好きな、ラミグラス社のグラスロッドブランクも製造中止になったという、ネット上の記載あり。

どんな理由であれ、今まであったものが無くなるというのは寂しい。

デフレで節約志向が高まる中、こういう趣味にまではなかなかお金が掛けられなくなったという側面もあるのかも。

もっとも、元気のよいメーカーだってたくさんあって、様々な用品がたくさん供給されているのも事実。

でも、欲しいものに限って無かったりする。

フライロッドを握って川に立つのは、世知が無い日常から解放されたいからっていう方も多いのではと思うけれど、その為の道具を供給する側は、自由経済の消費社会において、大変な営業努力を強いられているのではないかと感じ、よい製品を作ろうとしている方々に敬意を払いたい。そして、これからもよい製品が供給されることを願います。


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コメント (4)
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