Forest Sync.(水と光の幻影)

何時も季節を感じていたい・・・
飛騨高山発信フライフィッシングのブログです。

オオマダラカゲロウ

2011-01-27 22:52:21 | Fly Tying
オオマダラカゲロウ。

春に羽化する大型のカゲロウです。

川の上流から下流域まで生息しているようですが、私には、特に上流部で目立つ存在だという印象があります。

過去にこのカゲロウのハッチに遭遇した印象深い事例をいくつか・・・



4月中旬のアマゴの成魚放流で知られた南飛騨の清流で・・・(10年以上前のことです)

この年は雪が多く遅くまで寒かったのですが、急に春めいてきた日でした。(確か高山の春祭りの初日だったと記憶しています。)

お昼過ぎから釣り始めました。

或る淵に狙いをつけ岸に立ったまさにその時、目の前でライズが始まり1投目で合わせ損ね2投目でキャッチ。

その後も引き続き、同じ淵で多くのアマゴを釣ることができました。

フライに擦れてきて反応が悪くなったので、場所を移動したところ、そこでもライズがあり同じように順調にアマゴを手にすることができました。

多くは放流魚のようでしたが、年を越した9寸ものも釣れました。

コカゲロウの類やマエグロも見かけましたが、その日のハッチの主役はオオマダラでした。

その当時、コカゲロウもマエグロも知っていましたが、早い時期にこんな大型カゲロウが出現するとは知らず、持ち帰って調べましたよ。

そしてオオマダラカゲロウであることを確認しました。



4月上旬の奥美濃の支流で・・・(5年位前のこと)

季節の割には暖かい日でした。昼食を終えてから釣り始めました。

この日も、最初に入ったところでライズがあり、2匹のイワナをしっかりキャッチしました。

それから釣り上りましたが、その後もイワナの反応は良好でした。

夕方早めに帰宅しなければならない理由があり3時間ほどの釣りでしたが満足のいく結果でした。

その日はオオマダラのダンが水面を流れているのを確認できましたし、何匹かは釣りをしている私にぶつかってきました。

イワナ達の活性が高かった原因がオオマダラにあったことは、ストマックポンプで確認しましたよ。



梅雨明けの標高の高い渓流で・・・

いつまでも梅雨が明けない年でしたが、久しぶりに晴れるとの予報を信じて釣行しました。(帰ってからその日梅雨明けしたと知りました)

標高が高く伏流区間があったりして、夏でも水温は極めて低く雨の影響も少ない渓です。

釣り上っていると、オオマダラのダンを見つけました。季節外れですが水温が低い渓ではこういうこともあるのですね。

ライズめがけてオオマダラにサイズと色を合わせたフライを投げると一発で出ましたよ。バラしましたけど!

もっともこの日は、他のカゲロウもカディスもストーンフライも飛び交う、大量ハッチの日でした。



オオマダラを意識したフライを巻いてみました。

一つは、スタンダードなハックルパターンで羽化したばかりのダンをイメージしたもの。



もう一つは、パラシュートパターン。ボディにはヘアーズイヤーを使用し、フローティングニンフのように演出することを想定しています。



フックサイズはどちらも#12。

不器用で集中力に乏しい私は、基本的に単純で容易なものしか巻きません。

タイイング関連の書籍には美しいパターンが載っていて、そういうのもいろいろ挑戦したいとは思ってますけど・・・



フライは巻いたけど・・・?

オオマダラは数日の間に短期的に集中して羽化する傾向にあるようで、釣行日とハッチとタイミングが合うとは限りません。

もちろん年によってもバラつきがあるだろうし、天候にも左右されるだろうけど春は天候が不安定だから予想もしづらいのです。

事実、南飛騨と奥美濃の例では、翌年の同じ頃に釣行しても、空振りでした。

少ない経験から言えば、晴れて気温が上昇する日のお昼頃が可能性が高いようです。

ともあれ、ハッチに遭遇した時の為にフライボックスに忍ばせておきます。


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Hit And Run Lover

2011-01-22 00:21:16 | music



怖いからこっち見ないで!

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instrumental

2011-01-19 19:42:21 | music
[enjoy the silence]という[Depeche Mode]の代表的なシングル曲があります。(1990)

マキシシングルには、いくつかのこの曲のリミックスと、インストゥルメンタルの曲が2曲収録されています。

これがそのインストゥルメンタルの2曲です。








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ひらゆの森

2011-01-12 23:17:28 | 

鄙びた温泉が好きだけれど、鄙びていない温泉も好きです。

飛騨の日帰り温泉施設の中で、知名度、集客力、泉質、といった点において上位に位置づけられると思われるのが「ひらゆの森」です。(宿泊も出来ます)御存知の方も大勢いらっしゃるでしょう。

たくさんある露天風呂が楽しいですよね!

平湯というのは、理由は書けないけど、私にとって特別な所なのでご紹介まで。

奥飛騨方面は、源泉の湧出量が多く、温度も高いので、贅沢に掛け流されているところがほとんどです。温度が高すぎて加水されていると聞くと勿体無い気もしますけど。

平湯のお湯は、温泉らしい硫黄臭を強く感じるよいお湯です。

近くの蒲田川では、近年は地熱が下がって、水温が以前ほど高くないなどと聞くと寂しい気がします。

温泉は自然の恵み。いろいろな理由で水温や湧出量が変化すると聞きます。いつまでもよいお湯が湧き出ることを願います。



画像は、平湯トンネル付近からの眺めです。


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CDCダン

2011-01-05 22:23:20 | Fly Tying
年始休みの間に、久しぶりにフライを巻いてみましたよ。

今となっては、CDCダンはマッチ・ザ・ハッチの釣りの定番ですね。

ライズする渓魚達にハックルパターンが嫌われても、CDCダンで救われたということを幾度か経験して、私にとってははずせないパターンとなっています。

1匹掛けたら使い物にならないからイヤだというフライフィッシャーの声も時々聞きますけど・・・

ボディを半沈みにして流れる様子が、水面で羽化する状態や、離水に失敗した亜成虫を表現しているのでしょうね。

CDCが水面と絡まる様子も、他のマテリアルには無いCDCの優位性だと思います。

もっとも、しっかりとハックルを巻いたパターンを、高く浮かせて流すことも大好きですよ。



近年のCDCダンの活躍で印象深いのは、去年の春の蒲田川の釣行。

その時の記憶に基づき、フックサイズは#20と小さめの物を使いました。



フックサイズが小さいと、フライパターンの違いによる効果の差は出にくい場合も多いと感じますが、去年の春の実績を踏まえ、CDCダンに拘ってみます。

それに、小さいフライサイズの場合、CDCダンはフックアップの点で有利なのかもしれません。



蒲田のヤマメちゃん達!春になるまで待っててね!!


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冬の夕暮れについて

2011-01-04 20:16:34 | 四季・自然・散歩・風景



雪が止んだ後の夕暮れ時の景色は、悪くないと思う。


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ラビット・イヤー・ロータス(干支にちなんで)

2011-01-03 23:04:53 | 花・植物・きのこ

私の熱帯魚水槽のお気に入りはこの「ラビット・イヤー・ロータス」

この場合のロータス(Lotus)は睡蓮(スイレン)の意。

南米・パンタナル原産らしい。

スイレンは普通は浮葉という水面に浮かぶ葉をつけるのですが、この種は基本的に浮葉をつけず水中葉のみをつけるスイレンの中では少し変わったヤツです。

導入してから半年以上経ちますが、今のところ順調に育っています。

葉の切れ込みが深く、切れ込みの両側をウサギの耳に見立て、この名が付いたようです。

水槽での栽培でも、条件がよければ、真夜中に白くて小さな花を咲かせることがあるそうです。


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ウサギゴケ(干支にちなんで)

2011-01-02 23:22:02 | 花・植物・きのこ
この花の形、ウサギに似ていますよね?

ウサギゴケという名ですが、花が咲いていることからも分るように、コケではありません。

タヌキモ科に分類される、食虫植物の一種であります。

小さく貧相な印象の植物です。

画像は私の弟が栽培しているものです。


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あけましておめでとうございます

2011-01-01 06:00:00 | 四季・自然・散歩・風景
本年もよい釣りをしましょう!

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