キツネの死

或る日のこと。

或る渓で釣りをしていると、

まだ若いキツネの屍が淀みに浮かんでいた。

崖の下だったから、転落したと考えるのが自然だろう。

自然災害や、独裁者と国民の対立、貧困で多くの人々が亡くなっているこの世界の現実を前にすれば、

取るに足らないことかもしれないけど・・・




僕は手を合わせた。


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野

春の花はなにも桜だけではなくて・・・

野には、タンポポ、ハコベ、オオイヌノフグリ・・・


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春の雨が降りそうで降らなかった日 Apr.16

微妙な天気でした。

少し寒かったけど、渓魚の反応は良好。

車止めから落葉の林道を歩いて入った渓。

大きいのは滅多に釣れない渓だけど、この季節、たくさんのイワナとアマゴが遊んでくれるのです。














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眩しすぎる渓 Apr.14

この日はよく晴れて気温も上昇。花粉が気になりますがお昼から渓に行きました。

小さなイワナ達が遊んでくれました。

合わせ損ねが多かったのは、強い陽射しで水面が眩しすぎたからです。

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以心電信

日が暮れる前に Apr.6

この日仕事が休みなのは娘の入学式に合わせたから。

釣りに行く為ではありません。

でも、春の釣りにはうってつけの良い天気。

午後からの入学式を終えた後、近くの渓を覗いてみましたが・・・

最初に覗いたとても小さな渓はおもいっきり雪代が入っていて見送りました。

別の渓に移動し釣り始めますが、すでに午後5時を回っていました。

30分程釣って退渓しましたが、虫も飛んでいなくてさっぱりでした。

渓を上っている最中、水面を引きずっているフライを喰ってきたおチャメなのが1匹いたけど・・・








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春を少しだけ

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ナミフタオカゲロウのスピナーが飛んだ日 Apr.2

天気予報によれば、飛騨北部の気温は上がらないけど、美濃方面は暖かくなりそうだったので、釣行先を奥美濃の渓に決めました。

所用を済ませ、のんびりと出発。釣り開始は正午頃となりました。



風が強かったけど、寒くはありません。飛騨とは違います。

ナミフタオカゲロウのスピナーが目に付きます。カディスやストーンフライも出ていて期待が高まりますが・・・

反応なし　

こんな筈無いと釣り上りますが・・・

反応なし　

諦めかけた頃、大きな石の陰から、ゆっくりフライを咥えたのは良型イワナ・・・

しかし、ネットに入れる前に、フックが外れて、サヨナラ　

今年はこんなのばかり・・・

なにやってんだか・・・



気を取り直してさらに釣り上り・・・

やっとでキャッチ。



まだサビを残した年越しアマゴ。大きくはないけれど・・・

2時間以上釣って、この釣果。

このまま釣っても劇的に反応が良くなるとは思えず、このアマゴを区切りとして帰路につきました。




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冷たい風の夕暮れ Mar.27

冬が戻ってきたような寒い日でした。

家族が温泉に浸かりたいというので、「ひらゆの森」に送っていきました。

午後3時頃の遅い出発です。

私も湯に浸かろうかとも思いましたが、ここまで来たのなら、ロッドを振ろうと思うのが真っ当なフライフィッシャーです・・・

家族を車から降ろして、いつもの川に向かいました。

到着は午後4時。粘っても釣りが可能なのは2時間程度。

釣り場が比較的近く、年券を購入しているので、こういった短時間の釣りも成り立ちます。

しかし寒いこと。風が強く雪が横から降ってきます。

寒さのせいでしょうか、日曜日といってもこの時間になると他の釣り人は見当たりません。

短時間の勝負なので釣り上ることはしないで、今年の初物を仕留めたライズポイントへ・・・

2匹のライズを確認。

流心でライズしているのは、すぐに喰ってきましたが、バレてしまいました。

もちろん、２度と出てきません。

淵の流れ出しのライズはどう流しても無視されました。解禁から１ヶ月近く経っているのでスレているのは当然ですね。

他にもライズが期待できそうなところを覗きましたが・・・

結果的に１匹も手にすることなく帰路につきました。



寒かったけど茶色のカディスが結構飛んでいました。

前回合わせ損ねたC&R区間のニジマスも狙ってみましたが全く反応なし。居るかどうかも確認できませんでした

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