同時に何冊かを“併読”する癖がある
おかずを食べて主食を食べておつゆのんで、、、という食事をするような感じだろうか
いまはベッドに持ち込む本に村上春樹さんの『ねじまき鳥クロニクル』
個室図書館のセレクトは嵐山光三郎さんの『文人悪食』
持って歩く本は上野千鶴子さんの『「女縁」を生きた女たち』である
村上春樹さんの作品は『1Q84』がきっかけで読むようになったのだけど
著者が料理をする男性なせいか、料理のシーンが自然に書かれていてとても興味深い
たとえば「パンにハムとチーズとトマトを挟んでそれを切った」とか「冷蔵庫の中からポテト サラダを出すだけだ」とか「コーヒーを丁寧にいれた」とか料理のセンスが無いひとだったら描けないなと思う。
しかもそのシンプルな文章なのにどれも美味しそうで「パンにハムとチーズとトマトを挟んでそれを切った」の「ハム」は赤いフチのついたプレスハムでは絶対無く、もしかしたら100グラム幾らのボロニアソーセージみたいなハムかな?とかトマトも良く切れるナイフで切り口が鮮やかに切れてるスライストマトだなとか、冷蔵庫から出したポテト サラダはお惣菜で買って来たものでは決してないような気がするし、そのポテト サラダを仕込む時は胡瓜はまな板のうえではなく、カッティングボードの上でプティナイフで切ったか、ボウルに直でナイフで切り落としたかじゃないだろうか?とか、その時に左手にはダイバー系の時計を必ずしてるんじゃなかろうか?とか思う。
彼の書く小説は音楽が聞こえる感じなんだけど、丁寧に料理も作られているのが私にとって愉しいのだろうと思う。
おかずを食べて主食を食べておつゆのんで、、、という食事をするような感じだろうか
いまはベッドに持ち込む本に村上春樹さんの『ねじまき鳥クロニクル』
個室図書館のセレクトは嵐山光三郎さんの『文人悪食』
持って歩く本は上野千鶴子さんの『「女縁」を生きた女たち』である
村上春樹さんの作品は『1Q84』がきっかけで読むようになったのだけど
著者が料理をする男性なせいか、料理のシーンが自然に書かれていてとても興味深い
たとえば「パンにハムとチーズとトマトを挟んでそれを切った」とか「冷蔵庫の中からポテト サラダを出すだけだ」とか「コーヒーを丁寧にいれた」とか料理のセンスが無いひとだったら描けないなと思う。
しかもそのシンプルな文章なのにどれも美味しそうで「パンにハムとチーズとトマトを挟んでそれを切った」の「ハム」は赤いフチのついたプレスハムでは絶対無く、もしかしたら100グラム幾らのボロニアソーセージみたいなハムかな?とかトマトも良く切れるナイフで切り口が鮮やかに切れてるスライストマトだなとか、冷蔵庫から出したポテト サラダはお惣菜で買って来たものでは決してないような気がするし、そのポテト サラダを仕込む時は胡瓜はまな板のうえではなく、カッティングボードの上でプティナイフで切ったか、ボウルに直でナイフで切り落としたかじゃないだろうか?とか、その時に左手にはダイバー系の時計を必ずしてるんじゃなかろうか?とか思う。
彼の書く小説は音楽が聞こえる感じなんだけど、丁寧に料理も作られているのが私にとって愉しいのだろうと思う。
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