「京都太秦物語」という映画を観て来た。
1時間半程の短いものなんだけど、やーーーー、面白かったです。
いろいろお話したいことはあるんですが、中でもとりわけ良かったのが白川文字文学を研究しその学問を熱烈的に愛情を持っている研究員「榎さん」。
田中壮太郎さんという俳優座の若手役者さんが演じているんだけど、これが、めっちゃツボでした。
白川文字文学とは、日本の白川教授という方が甲骨文や金文の解読を進めてきた蘊蓄をかたむけて当時の社会、殷代や周代の社会の中での文字の使い方を徹底的に分析することによって打ち出された体系的な字源研究なのだ。
その研究をしている研究員「榎さん」が、太秦に生まれ育って地元でそのまま生きて行く事に少し揺らぎを感じているヒロインに一目惚れし、漢文ばりばりのラブレターを書いて朗読したり、自分がいかに熱くヒロインを愛しているかを文字を使って表現するのが良かったなー。
ホワイトボードに字を古代の文字を書いて
「この文字は行き向う人を表した字です。そしてこれが心、行き向って行くのに心が後ろに引っ張られる様を表している」と大きくジェスチャー交えて表現し、
「そしてこの文字はこういう風に形を変えていき、こういう現代の文字になった。これはなんと読みますか?“愛”です。愛と言う文字は行こうとするのにどうしても心がその方に引っ張られてしまうということを表現した文字なのです。この古代の人たちが感じた事を、ボカァ、今、身を以て感じる事ができるんです!!!貴女ゆえに!」と現台詞とは少し違っているが、このシーンが一番好きだ。
研究のために短期間だけ太秦の立命館大学に短期留学し、いざ離れなくてはならない時に本当に狂わんばかりの求愛をする榎さん。
一方幼なじみと進展してるんだかして無いんだか先が見えない恋愛をしてるヒロインはその求愛にヒジョーーーーーに心が「突き動かされる」んですな、これが。ここら辺の演技もまた良いのです。
活字が好きな私にしてみればそんな風に熱烈な口説かれかたしたら、中国でもどこでも着いて行ってしまいますな。はい。
1時間半程の短いものなんだけど、やーーーー、面白かったです。
いろいろお話したいことはあるんですが、中でもとりわけ良かったのが白川文字文学を研究しその学問を熱烈的に愛情を持っている研究員「榎さん」。
田中壮太郎さんという俳優座の若手役者さんが演じているんだけど、これが、めっちゃツボでした。
白川文字文学とは、日本の白川教授という方が甲骨文や金文の解読を進めてきた蘊蓄をかたむけて当時の社会、殷代や周代の社会の中での文字の使い方を徹底的に分析することによって打ち出された体系的な字源研究なのだ。
その研究をしている研究員「榎さん」が、太秦に生まれ育って地元でそのまま生きて行く事に少し揺らぎを感じているヒロインに一目惚れし、漢文ばりばりのラブレターを書いて朗読したり、自分がいかに熱くヒロインを愛しているかを文字を使って表現するのが良かったなー。
ホワイトボードに字を古代の文字を書いて
「この文字は行き向う人を表した字です。そしてこれが心、行き向って行くのに心が後ろに引っ張られる様を表している」と大きくジェスチャー交えて表現し、
「そしてこの文字はこういう風に形を変えていき、こういう現代の文字になった。これはなんと読みますか?“愛”です。愛と言う文字は行こうとするのにどうしても心がその方に引っ張られてしまうということを表現した文字なのです。この古代の人たちが感じた事を、ボカァ、今、身を以て感じる事ができるんです!!!貴女ゆえに!」と現台詞とは少し違っているが、このシーンが一番好きだ。
研究のために短期間だけ太秦の立命館大学に短期留学し、いざ離れなくてはならない時に本当に狂わんばかりの求愛をする榎さん。
一方幼なじみと進展してるんだかして無いんだか先が見えない恋愛をしてるヒロインはその求愛にヒジョーーーーーに心が「突き動かされる」んですな、これが。ここら辺の演技もまた良いのです。
活字が好きな私にしてみればそんな風に熱烈な口説かれかたしたら、中国でもどこでも着いて行ってしまいますな。はい。