▲コケ色レッグウォーマー(右)&アームウォーマー(左)。そして外でのコケ観察に必需品ののルーペ(Vixen)とコンパクトデジカメ(リコーCX5)
この冬はレッグウォーマーにはまっている。
レッグウォーマーは数年くらい前から
若い女性たちを中心に流行っていたようだが、
私自身は首やお腹を温めることには執心しても、
すねおよびふくらはぎを毛糸で覆ったところで
正直、前者2つのそれほど効果を
感じるわけがあるまいと疑っていなかった。
ところがどっこい。
厚手の毛糸生地をよいこらしょと引っ張り上げて、
下肢をくるむと、たちまちじんわりとその部分が温かくなってくる。
さらにくるぶしまでしっかり覆うとなおのことポカポカ。
私の中ではなぜか昔から「下肢は体の中でもわりと丈夫なパーツの一つ」ととらえていて、
だから、わりと放任というか、ズボンで覆っていればそれでいい、
というくらいのケアしかしていなかったのだけれど。
こうして下肢をくるんだ途端、ポカポカするだけでなく、
「ちゃんと守られている」という安心感というか、
心まで温かくなってくるような気がする。
そうか、下肢もちゃんとケアしてほしかったのだな。
どうしてもっと早く取り入れなかったんだろう、レッグウォーマー。
そんなわけで。
ここ最近はほぼ毎日、
レッグウォーマーをつけています。
毎日つけていると1足じゃたりなくなるので、いまでは4足も。
そしてこないだWEB通販で見つけたのが、
このコケ色レッグウォーマー。
暗緑色、オリーブグリーン、白、グレー。
これらの色々が織り交ざったのを見ていると、
コンクリートやブロック塀、岩をすみかにしているコケやら、
コケと一緒にいる地衣類やらが自然と思い出されますよね! (←「いや。コケ好きだけです!」という声も聞こえてきそうだけど…)。
▲たとえばこういう子たちとか。。(2011年2月、湯河原にて)
このレッグウォーマーをつけると
寒空の下でもコケ探しに出かけてみようか
なんて気持ちになってくる。
思わずそろいのアームウォーマーも買ってしまった。
▲アームウォーマーは指切りタイプ。コケ観察にはこの方が指が使えて便利かも。さ、図鑑でも持って出かけますか。
●おまけ
帽子をかぶったかわい子ちゃん。
日当たりのよい岩場がお気に入り。
一見地味だが近づいて見ると
これがなんともかわいいのだ。
▲生育環境と、なんといってもこの葉の縮れっぷりからチヂレゴケの仲間だろう。
しかも縮れてるだけでなく巻きがなはだしいところを見るとナガバチヂレゴケかも。
▲帽子がとれ、蓋もとれると、ぱかっと赤い歯が開く。
レッグウォーマー、アームウォーマーを
いままでなめてかかっていましたが、
この歳になるとむしろ彼らが愛おしい。
でも歳に関係なく、どうせつけるなら
可愛いものがほしくなってしまうのは、
女の性分なのでしょうかね。笑
お揃いのアームウォーマー、可愛いね!
今年もどうぞよろしくお願いします。
気づけばもう何年も変わらぬお付き合いができているということ、
とってもありがたいなぁと感じています。
ほんとにね。コケや地衣に勝るジミカワイイって他になかなかないと思う。笑
遅くなりましたが、本年もよろしくです