10月1日~4日まで、
6年ぶりに屋久島を訪れました。
島の北部、白谷川の源流に位置する森、
白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)は、
雄大なヤクスギ、ヒメシャラ、ヤマグルマはもとより、
みずみずしい多種多様のコケが、
歩く者の目を楽しませてくれます。
中でもっともよく見かけた
コケのひとつが「ヒノキゴケ」です。
ヒノキゴケは、比較的暖かい場所を好み、
日本では本州から琉球列島の林内でよく見られます。
白谷雲水峡では、沢沿いの花崗岩や、
腐植土の上でもとりわけ上部や角に
大きめの集落を作って生えています。
また、以前訪れた
三重県の赤目四十八滝でも、
見かけた記憶があります。
なんといっても、
このコケの魅力はそのさわり心地!
手のひらをなでるような
滑りのよさがありつつも、
コケ特有のほどよいしっとり感もあり。
まるで毛並みのよい
猫の背中をなでているようで、
見かけるたびに、
たまらず何度も優しく
さすってしまいました。
また、ヒノキゴケは
別名「イタチノシッポ」と
いうのだそうです。
なるほど、茎が途中から
緩やかなカーブを描き、
下に垂れ下がる様子は、
たしかにシッポに見えるかも。
朔柄は茎の途中から出てくる。
葉の先っぽのライム色の部分は若葉
お便りと写真集をありがとうございました。嬉しそうにコケ写真を撮っているワタクシのスナップ、何かに使わせていただきたいな~と思ってるのですが、構いませんか?
ありがとうございますm(__)m
このヒノキゴケはまた
かわいいですよね~。
私のなかでもお気に入りの1枚です。
お送りした画像、どうぞ使ってください。
写真を撮るのに夢中な人はたいてい
自分の写真はほとんどないもんですよね。
お役にたてば幸いです。