コケにも花言葉があるってご存じだろうか?
ここ最近、コケについていろいろと調べ物をしているのだが、
コケに花言葉があったことを知って驚いている。
花言葉は、世界各国にその気候風土や
文化をもとにした土着の花言葉があるが、
現在、日本で用いられている花言葉の
多くはヨーロッパのものらしい。
コケの花言葉は19世紀にイギリスで決められたもので、
和訳では「コケ(地衣類)の花言葉」と書いてあるところを見ると、
その時代がまだコケの分類学が確立していなくて、
地衣類もコケの一種として考えられていたことがうかがい知れる。
※地衣類…藻類と菌類が共生している植物。コケのようにごく小さな植物で、
「○○ゴケ」と名のつくものも多いが、現在では地衣類はコケとは別分類されている。
実はこの花言葉、「誕生花」の意味合いも含んでいる。
しかもなんとコケは366日のうち、
4日も誕生花として登場しているではないか!
ただでさえ花の咲かない隠花植物であるにもかかわらず、
「花言葉」がつけられていたことにも驚きだが、
さらに1年のうち4日分もの誕生花を担当しているなんて・・・。
ちょっとコケにゃ荷が重すぎやしませんかい!?
・・・と言っていてもはじまらないので、
さっそくコケの花言葉とその該当日を紹介しよう。
<コケが誕生花の日・その花言葉・この日生まれの著名人>
●1月22日「母の愛」・・・・・・F・ベーコン、岡部茉莉、星野仙一、高橋恵子など
●1月29日 「母の愛」・・・・・・チェーホフ、テレサ・テン、岡村孝子など
●8月10日 「あなたの愛はお母様のようです」・・・・・・大久保利通、角野卓造など
●12月2日 「母の愛をもって」・・・・・・山崎努、夏木豊、ドラミなど
―「花言葉全集」吉津良恭著・タキイ種苗(株)出版部/「366日誕生花の本」瀧井康勝著・日本ヴォーグ社刊―
さて、あなたの誕生日はあっただろうか?
なぜドラミちゃんまでが著名人枠に?
という疑問は横に置いといて、
ちょっとずつニュアンスはちがうものの、
総じてコケの花言葉は「母性愛」を象徴するもののようである。
たしかにコケは暑さ寒さに耐え、
厳しい環境でも生き抜くたくましさがあり、
一方でしっとりと水気を含んだ葉で地面や石岩を覆って、
他の植物が生きやすい大地のクッションにもなっている。
そんなコケの生態を思うと、
よりこの花言葉がつけられたゆえんが
わかるような気がする。
ちなみに、実は私は今日が誕生日。
毎年いろんな人から「七夕が誕生日なんてうらやましい」
「ロマンチックでいいなぁ」と声をかけていただき、
自分でも「ちょっとラッキー♪」とか思っていたのだが、
私から見たら「コケが誕生花の人は、なんてラッキーなんだ!!」と思わずにいられない。
これを機に、はじめて他人様の気持ちがわかった次第。
せめて、これからもさらにコケとお近づきになって、
その万物を包み込むような母性愛パワーにあやかりたいところである。
▲コケの胞子体(葉の間から生える胞子が入った袋「朔」をつけた植物体)。
コケは花をつけないが、この胞子体が通称「コケの花」と言われている。
ここ最近、コケについていろいろと調べ物をしているのだが、
コケに花言葉があったことを知って驚いている。
花言葉は、世界各国にその気候風土や
文化をもとにした土着の花言葉があるが、
現在、日本で用いられている花言葉の
多くはヨーロッパのものらしい。
コケの花言葉は19世紀にイギリスで決められたもので、
和訳では「コケ(地衣類)の花言葉」と書いてあるところを見ると、
その時代がまだコケの分類学が確立していなくて、
地衣類もコケの一種として考えられていたことがうかがい知れる。
※地衣類…藻類と菌類が共生している植物。コケのようにごく小さな植物で、
「○○ゴケ」と名のつくものも多いが、現在では地衣類はコケとは別分類されている。
実はこの花言葉、「誕生花」の意味合いも含んでいる。
しかもなんとコケは366日のうち、
4日も誕生花として登場しているではないか!
ただでさえ花の咲かない隠花植物であるにもかかわらず、
「花言葉」がつけられていたことにも驚きだが、
さらに1年のうち4日分もの誕生花を担当しているなんて・・・。
ちょっとコケにゃ荷が重すぎやしませんかい!?
・・・と言っていてもはじまらないので、
さっそくコケの花言葉とその該当日を紹介しよう。
<コケが誕生花の日・その花言葉・この日生まれの著名人>
●1月22日「母の愛」・・・・・・F・ベーコン、岡部茉莉、星野仙一、高橋恵子など
●1月29日 「母の愛」・・・・・・チェーホフ、テレサ・テン、岡村孝子など
●8月10日 「あなたの愛はお母様のようです」・・・・・・大久保利通、角野卓造など
●12月2日 「母の愛をもって」・・・・・・山崎努、夏木豊、ドラミなど
―「花言葉全集」吉津良恭著・タキイ種苗(株)出版部/「366日誕生花の本」瀧井康勝著・日本ヴォーグ社刊―
さて、あなたの誕生日はあっただろうか?
なぜドラミちゃんまでが著名人枠に?
という疑問は横に置いといて、
ちょっとずつニュアンスはちがうものの、
総じてコケの花言葉は「母性愛」を象徴するもののようである。
たしかにコケは暑さ寒さに耐え、
厳しい環境でも生き抜くたくましさがあり、
一方でしっとりと水気を含んだ葉で地面や石岩を覆って、
他の植物が生きやすい大地のクッションにもなっている。
そんなコケの生態を思うと、
よりこの花言葉がつけられたゆえんが
わかるような気がする。
ちなみに、実は私は今日が誕生日。
毎年いろんな人から「七夕が誕生日なんてうらやましい」
「ロマンチックでいいなぁ」と声をかけていただき、
自分でも「ちょっとラッキー♪」とか思っていたのだが、
私から見たら「コケが誕生花の人は、なんてラッキーなんだ!!」と思わずにいられない。
これを機に、はじめて他人様の気持ちがわかった次第。
せめて、これからもさらにコケとお近づきになって、
その万物を包み込むような母性愛パワーにあやかりたいところである。
▲コケの胞子体(葉の間から生える胞子が入った袋「朔」をつけた植物体)。
コケは花をつけないが、この胞子体が通称「コケの花」と言われている。