先月大好きな父が他界しました。
朝から晩まで仕事をし、夜は所属団体の会合にも出かけ、週末には家族をよく旅行に連れて行ってくれるというパワフルな人でした。
私に向けられる優しい眼差しも好きでしたが、
ずっと母のことをちゃん付けで呼ぶ父を見るのも好きでした。
最期まで新聞や本をよく読み、たくさんの事を教えてくれました。
そしてたくさんの愛をくれた人でした。
いつ何があってもおかしくないと言われている中で米寿のお祝いをしてから、一週間もしないうちに逝ってしまいました。
父の事が心配で私の実家で生活していた娘(看護師)が、夜中の急変に気づき、心臓マッサージをしてくれて父もどこか誇らしかったんじゃないかな。
しかし、そのまま帰らぬ人となりました。
後悔とか、悲しいとかいう気持ちがないわけではないけれど、
心臓が止まり、お骨になり、写真のなかで微笑む人になり、
あの笑顔や声が二度と戻らないと思うと寂しくてつまらないのです。
年もとしでなので、ある意味覚悟はできていましたが、さみしいなぁ。
日にち薬といいますが、
父がいた事が遠い昔のことになってしまうのがつらくて、苦しくなります。
ご冥福をお祈り致します
ありがとうございます。