泣かない日もあるけれど

先月大好きな父が他界しました。

朝から晩まで仕事をし、夜は所属団体の会合にも出かけ、週末には家族をよく旅行に連れて行ってくれるというパワフルな人でした。

私に向けられる優しい眼差しも好きでしたが、

ずっと母のことをちゃん付けで呼ぶ父を見るのも好きでした。

最期まで新聞や本をよく読み、たくさんの事を教えてくれました。

そしてたくさんの愛をくれた人でした。

いつ何があってもおかしくないと言われている中で米寿のお祝いをしてから、一週間もしないうちに逝ってしまいました。

父の事が心配で私の実家で生活していた娘（看護師）が、夜中の急変に気づき、心臓マッサージをしてくれて父もどこか誇らしかったんじゃないかな。

しかし、そのまま帰らぬ人となりました。

後悔とか、悲しいとかいう気持ちがないわけではないけれど、

心臓が止まり、お骨になり、写真のなかで微笑む人になり、

あの笑顔や声が二度と戻らないと思うと寂しくてつまらないのです。

年もとしでなので、ある意味覚悟はできていましたが、さみしいなぁ。

日にち薬といいますが、

父がいた事が遠い昔のことになってしまうのがつらくて、苦しくなります。

おかげさまで

我が家の息子は、

小学校から硬式野球を始め、

大学では野球部のキャプテンを務めました。

その後一度は会社に就職したものの、

教員になるという夢を諦めきれず

非常勤や臨任をしながら教員試験に挑戦し続け、今年、無事に合格通知を受け取りました。

これで、やっと、

子供達二人とも手が離れます。

親である限り心配はつきませんが、

これでやっとひと息つける気がします。

旦那の夏休み

今年はまとめてお休みを取ったという事で、

特に何の予定もないのに、5日間の連続した夏休み。

これがひどい苦痛。

ま、1日は車椅子のブロック巡回に連れて行ってもらったのでありがたいとは思いましたが、

普段、ひとりの時間を楽しんでいるので、昼間誰かいる、という生活が本当にストレスでした。

そして、ようやく明日からいつもの日常が戻ります。

ほっとしたのか、今日は午前中に2回、素晴らしいお通じがあり、夜にも再度あり、スッキリです。

もう、体は正直なんですね。

発熱

穏やかな日々が続いていたのですが、2週間ほど前に息子が発熱。

このご時世に急な発熱は誰もが身構えます。

今、熱があったら直接病院に行く事ができず、まずは発熱ホットラインみたいなとこに電話しました。

すると、

発熱してる人は診られない病院←なんじゃそりゃ

診察は出来るけどコロナの検査はできない病院

コロナの検査出来る病院

と、候補を挙げられました。

我が家は、すわ、コロナ！と覚悟を決めて夜9時まで通常診療しているコロナ検査できる病院を選び、旦那の運転で診察に向かいました。

症状からしてインフルエンザの可能性は低いだろうというこで、取り急ぎコロナ検査をしてもらいましたが陰性とわかり胸を撫で下ろしました。

しかし、

帰って来ても全く熱が下がらず、その日の夜も40度近くまで上がりました。

次の日も同じ病院でインフルエンザの検査をしてもらいました。

これも陰性。

結局、もともと腫れやすい首のリンパからきたらしい咽頭炎だろうということで、熱も下がり、日常が戻りました。

結果がわかるまでは、マッサージやリハビリをキャンセルしたり、家中消毒を徹底したりとかなり疲れてしまいましたー。

穏やかな日々

実は昨年の暮れから娘は職場の寮に入り、一人暮らしを始めています。

バタバタと決まったことでしたがなんとかやっているようです。

まぁ、近くなので帰ろうと思えばすぐ帰る事もできるしね。

今までずっと一緒にいたので、私のメンタルはどうなるかな、と思っていたのですが、

燃え尽き症候群やら、空の巣症候群やらね。

いやいや、これが快適なんですよ。

朝はお弁当を作らなくてもいいし、

旦那と息子はパンを少しつまむ程度。

車椅子でウロウロすると帰って邪魔になるので、みんなの支度が終わって、玄関から出た頃に車椅子に移乗します。

そこからゆっくりコーヒー淹れたり、夕食のメニュー考えたり、

洗濯回しながら手仕事したり、そんなこんなでお昼になって、休み時間に娘とラインしたり。

誰もいないから、トイレも気遣うこともないし、お尻のためにちょっと横になったり、マメに立位を取ったり。

小さい子供がいるわけじゃないので、家もそんなに散らかることもないし。

仕事でも出来ればいいのですが、ま、コロナ禍ということで←

先日、家族揃って娘の誕生日をお祝いしました。

まだまだボケないようにしなくてはね。