ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

シリーズ「祝!ショスタコーヴィチ生誕100年」その2

2006年02月23日 | 音楽
この秋の演奏会で、ようやくオヤジもタコ5(交響曲第5番)の演奏会の機会が巡ってきました。

タコ5とオヤジの出会いは小学生5,6年の頃、「オーケストラがやってきた」というTV番組でした。何かのコーナーだったと思いますが、4楽章の冒頭が派手に演奏され、プロオケの金管の勇壮なテーマにアマチュアのティンパニ奏者が気持ちよくD-A音を連打していた光景にカッコいい曲だなぁと単純に感じました。

LP(その頃は当然レコードが当たり前。)の1000円盤(その頃はLPの新譜は2000円台が主流だったが、廉価版として解説などもパッケージ裏面に直接印刷してある1000円盤が出始めていた。)を秋葉原の石丸電気で買ってきて、最初から聴いた時、そもそもが4楽章の勇壮さの印象が残っていたので1楽章冒頭の重々しさ、暗さとのコントラストに驚いたものです。

中学2年生の時に上野の東京文化会館でムラヴィンスキー指揮のレニグラードフィルの生演奏を聴いて、ウチのチンケなステレオ装置では到底再現できない音の迫力、深みに体がゾクゾクっとくる感動させられたことは今でもよく覚えています。

その後、10年ほど前にバーンスタイン指揮のニューヨークフィルの録音で決して重々しくない1楽章、疾走する4楽章、こもらないコントラストのハッキリした演奏を聴いて、この曲がそれまでの印象と全く異なる側面を持っているんだと新たな発見をしたことも、オヤジにとってのタコ5の一つのトピックスです。

以前にも書きましたが、オヤジが今まで所属していたオケではホントにタコ嫌悪のキーマンが多かったのか、20年オケ活動をやっていて全く演奏する機会がありませんでした。
時代が変われば変わる。そんなオケがどこもここ数年で演奏し始めています。おかげさまでオヤジにとっても今度が交響曲では3曲目の演奏曲目となります。
タコ専門のオケもありますが、オヤジなりのオケ活動でどこまでタコを演奏する機会がこれからあるか。何も根拠なありませんが、交響曲の半分くらいは演奏できたらと思っております。

本日、特段のネタ無しでシリーズ第2弾でした。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小梅太夫の気持ちがよぉく解る | トップ | 開店初日の風景 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

音楽」カテゴリの最新記事