ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

奈良のハナシ

2023年06月22日 | 時事
(ヤフーニュース配信毎日新聞2023年6月22日付「一般道187キロを8時間、国内最長の路線バスが限定復活 奈良」)

かつてオヤジの母方の実家が奈良市内にありました。
近鉄奈良駅で電車を降りると、奈良交通の「市内循環」という行先幕がこの路線だけ黄色地の外回りに乗って破石町(わりいしちょう)バス停まで。
そこから旧柳生街道を子供の足で10分ほど東へ歩くと実家に着きました。

近鉄奈良駅から当時のバス停を思い起こせば県庁前、博物館前、大仏前、春日大社前、破石町の順。
もう有名観光地を総なめしたうえでの町名バス停って今にして思えば凄いこと。

今はそれらの間に新しいバス停が出来たりしているようです。
で、唐突ですが博物館前から先は空気が変わるのです。
何がどう?と言われても説明できませんが、間違いなく空気が奈良の中に入った感じになるのです。
これ、結構賛同者おられると思います。

で、冒頭の記事と何が関係あるのか?
単にオヤジの幼い頃の記憶ですが、大仏前バス停に停まる「新宮駅」行きバスの記憶があるのです。
その頃はバスには珍しい「特急」の表示に惹かれたのかもしれません。
「新宮駅」が紀伊半島の先にあって奈良からは遠いぞということも地図好き、時刻表鉄ちゃんだったオヤジは理解はしていました。
未だ実際に乗ったことはありませんが・・・

ちなみにオヤジが物心ついた昭和40年前後は、まだ近鉄奈良駅は地上でした。
当時の国鉄関西本線の線路を跨ぐと今な無き油阪(あぶらさか)駅があって、そこから路面電車の如く道路の中央を通ってから、最後は道路を横切って今の近鉄奈良駅のビルやタクシー乗り場の場所にあった駅に着きました。
さすがに奈良電のころの記憶は無く、記憶にとどまっているのは近鉄京都線の時代からです。

昨今、新しく選ばれた維新の知事が、前任の自民の知事が決めた平城宮跡を横切る近鉄奈良線の線路の移設について待ったをかけました。
(ヤフーニュース配信産経新聞2023年6月12日付「近鉄線、平城宮跡南側へ移設は中止 奈良県知事、事業査定結果を正式発表」)
オヤジは新知事の英断だと受け止めています。
費用の問題以前に史跡を横切る線路も建設当時には平城宮跡自体が正確に解っていなかったという事実を踏まえれば、これまた歴史の遺産じゃないかと思うのです。

一般道路における日本最長バス路線のニュースがオヤジの思い出話を中心に脱線しまくりました。
そもそもはバスの話なので許してください。
コメント
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