ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

続・他人の財布

2016年09月23日 | 戯言
あれから問題は収拾に向かうどころかどんどん芋づる式に明るみに出て、辞職者も8名を超えて欠員補充選挙をやることになったとさ。

明るみに出て辞めるヤツも出てきたが、事務方がやっていることでワシは知らんと平然と言ってのける輩も現れたそうな。(呆)

まあ、民間の人も決して偉そうには言えません。
民間会社だって次年度の予算獲得に響くと、使う必然性の無い予算を使い切ろうとする傾向は少なからずあります。
税金だからケシカラン・・・いやいや民間会社だって公金には違いないのです。

それでもココの議員さん達のなんと情けないこと。
サラリーマン時代よりも収入が減ったからとインタビューで言い訳をしていた方もいました。
それはそれで問題かもしれませんが、堂々と議会で議論すべきこと。

そもそも議員の数が多過ぎませんか?
限られた原資です。大半の自治体で人口が減少しています。
仮に議員を半分に減らして、市民としては何が困るのでしょうか?
困るのは席を失う議員さんだけのように思えますが・・・

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<【富山市議会】政活費執行率2年連続全国一 113議会調査>
ヤフーニュース 毎日新聞配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年9月23日

 2015年度に交付された地方議会の政務活動費について、全国の都道府県と政令市・中核市の計113議会のうち、富山市議会のみが交付額を全額使い切っていたことが23日、全国市民オンブズマン連絡会議(事務局・名古屋市)のまとめで分かった。14年度もほぼ全額を使っており、政務活動費の執行率が2年連続で全国トップだった。富山市議会では、政活費を巡る不正請求でこれまで市議9人が辞職しており、不正横行の背景に、突出した「使い切り体質」があるとみられる。

 調査は連絡会議が今年6月、47都道府県議会と20政令市議会、47の中核市議会を対象にアンケート形式で実施した。横須賀市議会は未回答。

政活費は自治体から議員や会派にいったん交付され、使用実績を報告し、残りは返還するのが通例。

調査結果によると、15年度の政活費の交付総額に対する使用総額の割合を示す執行率は、全議会平均で86.6%だった。富山市議会は交付された計7920万円を使い切り、執行率は100%。次いで横浜市議会が99.3%、鹿児島市議会が98.0%だった。富山県議会も89.2%と平均を上回った。

14年度と比較すると、全議会平均で3.4ポイント低下。高崎市議会(群馬県)が20.5ポイント減の74.5%となるなど、約8割の議会が下回った。14年度の富山市議会が返還した残額は61円で、執行率はほぼ100%。

富山市議会の政活費は議員1人あたり年間180万円で、会派にも月15万~45万円支給される。議員への支給額では、中核市の議会で金沢市(192万円)に次いで2番目に多い。

富山市議会の政活費の執行率の高さについて、同連絡会議事務局長の新海聡弁護士は「領収書さえあればよいという意識と、政活費は『第二の給与』という発想が背景にあり、それが不正につながったのではないか」としている。【阿部弘賢、岩崎邦宏】

◇ことば「政務活動費」

 地方議員が政策の調査研究や陳情・要望活動などに使う経費を補助するため、自治体が報酬とは別に支給する公費。2012年の地方自治法改正で「政務調査費」から改称され、使途が「調査研究」から「その他の活動」にまで広げられた。視察にかかる費用▽資料の書籍代▽市政報告書の印刷代や送料▽事務員の人件費--などが認められ、選挙活動や後援会活動には充てられない。支給額や領収書の公開の有無などは、各自治体に任せられている。
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