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ビール飲みオヤジの日々雑感

ビール飲みオヤジが日々感じる雑感を徒然なるままに。

25年の歳月

2016年04月26日 | 戯言
プレッシャーがかかって考え抜く方向性が違っていました。

どのようにして実際に実現するかを考え抜くのではなく、どのようにして実現したように見せるかを考え抜くことに知恵を使ってしまった・・・

自社の常識、世間の非常識。
よく言われることですが、25年の歳月を考えるとここが企業風土そのもの。

そういった企業風土のもとで育っている社長が知らなかったわけがないでしょ?と問われてもしょうがないと感じます。

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<25年前から規定無視=社長「知らなかった」―燃費目標上方修正繰り返す・三菱自>
ヤフーニュース 時事通信配信 http://headlines.yahoo.co.jp/ 2016年4月26日

 三菱自動車は26日、燃費不正問題に関する社内調査の状況を国土交通省に報告し、公表した。国の規定と異なる方法で燃費試験データを収集する法令違反を、25年前の1991年から行っていたことを明らかにした。記者会見した相川哲郎社長は「知らなかった」と釈明したが、2000年に発覚したリコール(回収・無償修理)隠しで社会的な批判を浴びても違反を続け、自浄作用が働かなかった同社の企業体質が厳しく問われることになる。

 法令に違反して燃費試験データを収集した対象車種は「調査中」と説明するにとどめたが、数十車種、数百万台規模に上る可能性がある。国交省は5月11日までに再度報告するよう求めた。

 道路運送車両法は91年に走行抵抗の測定法を指定したが、三菱自はこれとは違う従来方法を継続。07年には社内の試験マニュアルだけ法令に沿った測定法に改定し、実行していなかった。

 今回の報告では、燃費目標達成のため不正が行われた軽自動車「eKワゴン」と日産自動車向け「デイズ」について、燃費の最も良いタイプの開発目標燃費を、社長以下の役員が出席する会議で5回上方修正していたことも明らかにした。

 11年2月の開発当初は、ガソリン1リットル当たりの走行可能距離26.4キロを目標に設定したが、ダイハツ工業の「ムーヴ」などとの競争を意識して上方修正を繰り返し、13年2月に最終目標を29.2キロに引き上げた。同社の中尾龍吾副社長は記者会見で「結果から見れば社員にプレッシャーがかかった」と述べた。 
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