熊本地震を機にまた脚光を浴びているそうです。
早期復旧は難しいと言われていましたが、今日博多⇔熊本間の運転が再開されました。
設備面での損傷も激しい熊本⇔新水俣はさすがに復旧までそれなりに時間がかかりそうですが、博多と熊本を結ぶ大動脈を早期に回復させたところにJR九州の強い思いを感じました。
オヤジも最近このCMを話題に取り上げたなと遡ってみると、先月11日東日本大震災から5年の日の記事でした。
今日、某民放局の番組でもこの件が取り上げられていました。この記事のような内容です。
九州を元気にするCM。改めて視るとやっぱり目頭が熱くなってしまいます。
「一つになった九州に、新しい力が生まれています。」

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<【熊本地震】「被災地へ早く」「家族を実家へ」…運転再開の九州新幹線 幻の開業CMにも反響「こんなに涙が出るのは初めて」>
産経新聞 http://www.sankei.com/west/news/ 2016年4月23日
余震が続き、大勢の人々が避難生活を続ける街を23日、九州新幹線の白い車両が走り抜けた。博多(福岡市)-熊本(熊本市)の営業運転は9日ぶり、28日にも全線で運転が再開される見通しだ。被災者らは「大事な足なのでありがたい」と歓迎した。一方、ネット上では、5年前の同新幹線の全線開業を記念して制作され、沿線の住民ら約1万人が出演した幻のCMに、改めて多くの反響が寄せられている。
博多発の再開一番列車となった「つばめ341号」には、復旧を待ちわびた利用者が乗り込み、熊本方面へ向かった。
博多駅からは約310人が乗車、福岡市中央区の30代主婦は、益城町で単身赴任中の夫に会いに行くという。「在来線なら何時間もかかるが、新幹線ならすぐに着く。水もウエットティッシュも足りないそうです。早く渡したいんです」と大型のスーツケースを抱えて車内に乗り込んだ。
11時51分、列車が動き出す。徐々にスピードを出し、最高速度の時速250キロに達した。新鳥栖駅のホームでは、親子連れが新幹線に旗を振った。平成23年3月の全線開業時に九州各地で振られた、虹色の旗に似ていた。
列車は新玉名駅を出ると万一に備えて時速70キロにスピードを落とした。車窓には屋根に青いビニールシートをかぶせた家が目立つ。乗客も心配そうに外を眺めた。
午後0時53分、隆起したホームの階段付近の床をベニヤ板で覆うなど、地震の爪痕が残る熊本駅に到着した。乗車していたJR九州の唐池恒二会長は「JRは被災地を元気にするのが使命だ。今後さらに復旧を急ぎたい」と述べた。
熊本駅からは熊本市北区の会社員、新福英一郎さん(33)が、実家に家族を避難させようと博多行きに乗り込んだ。「思ったよりも早く再開してくれて、本当にありがたい」と語った。
一方、同新幹線の全線開業を記念し5年前に制作されたCM「祝!九州」が、ネットなどで改めて反響を集めている。
「1つにつながる九州」をテーマに、平成23年2月20日に撮影されたCMで、沿線に住む約1万人が出演、沿線の豊かな農地などを背景に虹色の旗やウエーブで開業を祝い、エールを送る内容だ。
同年3月上旬に九州限定でテレビ放映されたが、全線開業前日の同11日に起きた東日本大震災を受け放映は自粛された。
しかし、動画サイトなどに投稿されたCMは、その後もネット上で再生され続け、同年6月のカンヌ国際広告祭の3部門で金、銀、銅の3賞を受賞するなど高い評価を受けた。
改めて多くの反響が寄せられるようになったのは、熊本地震の直後からだ。
動画サイトのコメント欄などには「こんなに涙が出るのは初めて」「もう一度立ち上がれ九州!」「開業時、見た時も泣けたけど、今は、もっと…」といった言葉が並ぶ。
改札口で、息子で小学校1年の想太君(6)とともに、熊本発の一番列車を見守った同市中央区の会社員、山下高明(こうめい)さん(36)もこのCMが大好きだったという一人。現在は市内の中学校で避難生活を送る。「今はテレビもなかなか見ることができない生活ですが、改めてCMを見たら泣けてきそうです。でも元気が出ると思います」と話した。
動画は、制作会社「ティーアンドイー」(福岡市)のホームページなどで視聴できる。JR九州にはCMの再放映を希望する声が多数寄せられているが、今のところ再放送の予定はないという。
祝!九州 九州新幹線全線開CM180秒
早期復旧は難しいと言われていましたが、今日博多⇔熊本間の運転が再開されました。
設備面での損傷も激しい熊本⇔新水俣はさすがに復旧までそれなりに時間がかかりそうですが、博多と熊本を結ぶ大動脈を早期に回復させたところにJR九州の強い思いを感じました。
オヤジも最近このCMを話題に取り上げたなと遡ってみると、先月11日東日本大震災から5年の日の記事でした。
今日、某民放局の番組でもこの件が取り上げられていました。この記事のような内容です。
九州を元気にするCM。改めて視るとやっぱり目頭が熱くなってしまいます。
「一つになった九州に、新しい力が生まれています。」

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<【熊本地震】「被災地へ早く」「家族を実家へ」…運転再開の九州新幹線 幻の開業CMにも反響「こんなに涙が出るのは初めて」>
産経新聞 http://www.sankei.com/west/news/ 2016年4月23日
余震が続き、大勢の人々が避難生活を続ける街を23日、九州新幹線の白い車両が走り抜けた。博多(福岡市)-熊本(熊本市)の営業運転は9日ぶり、28日にも全線で運転が再開される見通しだ。被災者らは「大事な足なのでありがたい」と歓迎した。一方、ネット上では、5年前の同新幹線の全線開業を記念して制作され、沿線の住民ら約1万人が出演した幻のCMに、改めて多くの反響が寄せられている。
博多発の再開一番列車となった「つばめ341号」には、復旧を待ちわびた利用者が乗り込み、熊本方面へ向かった。
博多駅からは約310人が乗車、福岡市中央区の30代主婦は、益城町で単身赴任中の夫に会いに行くという。「在来線なら何時間もかかるが、新幹線ならすぐに着く。水もウエットティッシュも足りないそうです。早く渡したいんです」と大型のスーツケースを抱えて車内に乗り込んだ。
11時51分、列車が動き出す。徐々にスピードを出し、最高速度の時速250キロに達した。新鳥栖駅のホームでは、親子連れが新幹線に旗を振った。平成23年3月の全線開業時に九州各地で振られた、虹色の旗に似ていた。
列車は新玉名駅を出ると万一に備えて時速70キロにスピードを落とした。車窓には屋根に青いビニールシートをかぶせた家が目立つ。乗客も心配そうに外を眺めた。
午後0時53分、隆起したホームの階段付近の床をベニヤ板で覆うなど、地震の爪痕が残る熊本駅に到着した。乗車していたJR九州の唐池恒二会長は「JRは被災地を元気にするのが使命だ。今後さらに復旧を急ぎたい」と述べた。
熊本駅からは熊本市北区の会社員、新福英一郎さん(33)が、実家に家族を避難させようと博多行きに乗り込んだ。「思ったよりも早く再開してくれて、本当にありがたい」と語った。
一方、同新幹線の全線開業を記念し5年前に制作されたCM「祝!九州」が、ネットなどで改めて反響を集めている。
「1つにつながる九州」をテーマに、平成23年2月20日に撮影されたCMで、沿線に住む約1万人が出演、沿線の豊かな農地などを背景に虹色の旗やウエーブで開業を祝い、エールを送る内容だ。
同年3月上旬に九州限定でテレビ放映されたが、全線開業前日の同11日に起きた東日本大震災を受け放映は自粛された。
しかし、動画サイトなどに投稿されたCMは、その後もネット上で再生され続け、同年6月のカンヌ国際広告祭の3部門で金、銀、銅の3賞を受賞するなど高い評価を受けた。
改めて多くの反響が寄せられるようになったのは、熊本地震の直後からだ。
動画サイトのコメント欄などには「こんなに涙が出るのは初めて」「もう一度立ち上がれ九州!」「開業時、見た時も泣けたけど、今は、もっと…」といった言葉が並ぶ。
改札口で、息子で小学校1年の想太君(6)とともに、熊本発の一番列車を見守った同市中央区の会社員、山下高明(こうめい)さん(36)もこのCMが大好きだったという一人。現在は市内の中学校で避難生活を送る。「今はテレビもなかなか見ることができない生活ですが、改めてCMを見たら泣けてきそうです。でも元気が出ると思います」と話した。
動画は、制作会社「ティーアンドイー」(福岡市)のホームページなどで視聴できる。JR九州にはCMの再放映を希望する声が多数寄せられているが、今のところ再放送の予定はないという。
祝!九州 九州新幹線全線開CM180秒