旅を終えて…

「何故○○へ旅をするのか？」
…学生時代の友達から会社の方、或いは往復の飛行機で隣に座った方まで、旅先の話をすると大抵この問いを訊かれます。
でも残念ながら毎回、「××をしたい(見たい)から○○へ行く」的な明確な答えは持ち合わせていません。

強いて言うなら、毎回同じ以下２つの理由があります。
①その場所に何があるか知りたい
②新しいことにチャレンジしたい

この歳で言うと諸先輩方から怒られてしまうかもしれませんが、人生長いようで短いと思うのです。
中学入学から今までの時間がもう１回繰り返したら僕はもう36歳だし、それが更にもう１回来たら48歳です。

生きている間に世界の未知を一つでも多く既知にしたいと思っている自分ですが、そんな何かを知るために与えられている時間はそう長くないのです。
だから、休みの度に何処かしら…特に、名は知れているけれどもそこまでメジャーでない場所へ、特有の目的も無くふらっと旅に出たくなるのです。

一方で、旅をすることで普段使わないツールを使います。言語もそうだし、チケット予約・スケジューリングなんかもそう。
仕事で毎日同じことをしているわけではありませんが、如何せん殆ど同じメンバーで同じ目的に向かっている感があり、そういう点においてのマンネリは否めません。
そんな中に生きているからこそ、毎回違うフィールドで限られた時間と資金をフル活用して最大限のアウトプットを得るために知恵を絞るというのは新鮮だし、リフレッシュになります。

現に、不思議なことに旅から帰った後、旅立つ前がかなり過去のような感覚に陥り、"時間が経つのは早い…"と感じる切なさが軽減され、何かお得な気分になれるのです。

だから、これからも長期休みがある毎に旅をするつもりです。
先ず手始めに、次のＧＷはドミニカ…初の中米へ挑戦しようと思います。


今日の１曲：「自由であるために」（V6）