凝縮

…ある意味僕らしい、とても濃い一日でした。
週に１回しかない休日を満喫した感じです！

午前中は荒川河川敷の駅伝大会へ。
今日はいつものメンバーで物流Ｇと対決。
…ついにチームは初黒星を喫しました...

敗因は、職場が屋内の我々と半屋外の物流Ｇの暑さ耐性の差？
今日の戸田市は30℃の真夏日で、座っていても汗が噴出す状態でした。
終始筋肉が緩んだ状態というか、体に力が入らないコンディションなんてのは初めて。
スパートなんてかけられたものじゃありません(汗)

まぁ何とか個人タイム１位の座は守ったけれど、チームとして負けたのがマジで悔しい…。
いつかリベンジ！


その後、風呂だけ浴びてメンバーと別れて池袋へ直行し、半分寝ながら「運営管理」の模試を受ける。
53点か…。合格ラインの60点まであと１歩だけど、貯金にしたい科目だからもっと頑張らないとな...

で、「そろそろ１日に２科目勉強する習慣をつけるように」とのアドバイスを頂きました。
本番は１日４科目×２日だから、前の科目が終わったら瞬時に頭を切り替える必要があります。
要はその感覚を身に付けておくべし…と。
なんか、かるたの試合みたいです。


そして更に欲張って、今日は初めて演劇を観てきました。
演劇にしても狂言にしても行ったことが無いから、観に行きたい思いはあったけれど、なかなか取っ掛かりが無い…という状態でした。
で、そんなきっかけが…これまた同様の状態から先月初体験したハロプロユニット・℃-uteのライヴでもらったチラシ…というのがまた何とも不思議なのですが(笑)

前フリさておき、吉祥寺の前進座劇場で「らん」という題目を観てきました。
ちなみに、ライヴでも体験したことのない"前から３列目のほぼ真ん中"という素晴らしい席を引きました！

(客観的に見て正当か歪んでいるかはさておき)誰しもが持っている"守りたいもの"や"守らなければいけないもの"と、それによって生まれるパワー。
そしてそれが１人の中で葛藤を起こしたり、人と人とで利害対立を起こしたり…
戦国時代を背景に、人間の持つそんな強さと弱さ・優しさと不器用さがテーマで流れているような、何とも考えさせられるストーリーでした。
結末は違うけれど、個人的には数年前に見た映画「愛のむきだし」に近い感想かな...

一方の演出面では、色々と度肝を抜かれました。

まずは場所の使い方。
メインステージは２段になっていて、下段ではメインのストーリーを進めつつ
上段では高い場所のシーンだけでなく回想シーンで使ってみたり。
(ちなみに下段で演じている方本人の追憶シーンでは、その方々が高速で何度も上と下を行ったり来たり…運動量半端ない!!)
方や花道は、時間軸的にはメインと同じタイミングで別の場所で起きているシチュエーションに使ったり…
この３箇所を使って時間・空間を見事にコントロールしていてスピード感があって、それだけでも感動ものでした。
あ、１回だけ客席も使ってました！(僕のすぐ後ろを役者さんが抜けていった)

それに殺陣シーンも圧巻でした。
総勢47人(？)が衝突せずに代わる代わる刀・槍・棒を振り回しているだけでも凄いのですが、先述のステージ上段で繰り広げていた殺陣から飛び降りてそのまま下段の殺陣に参戦する…みたいな合わせ技もあって。
きっと自分が見きれなかった場所でも、細部まで作り込んだ殺陣があったと思います。

あとは、要所要所で面白い言い回しや小ネタを挟んで笑いも取るバランス感。
シリアスでバッドエンドだから、淡々とストーリーだけ進められたら悲しさとやりきれない気持ちだけになりそうですが、そうではありませんでした。
上手く言えないけれど、あらゆる意味でレベル高いな…って感想です。
同時に、知らない世界は何かと新鮮で面白い…ってのを再確認しました。



…ってな感じで、体力・知力・感覚全て使った一日でした。
試験終わったらまた、こんな一日を過ごしたいもんです...


今日の１曲：「太陽のサプライズ」（TUBE）