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安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

マイルス・デイヴィス「BIRHT OF THE BLUE」、CoCo壱番屋諏訪ステパ店で、ハヤシライス。

2025-04-13 19:30:00 | トランペット・トロンボーン

昨日、茅野市で開催されたジャズライブに行ったのですが、帰りにCoCo壱番屋諏訪ステーションパーク店に寄り、初めてハヤシライスをいただきました。牛肉も入り造りが良かった。造りの良いアルバム。

MILES DAVIS (マイルス・デイヴィス)
BIRTH OF THE BLUE (COLUMBIA→Analogue Productions 1958年録音)

   

マイルス・デイヴィス(tp, 1926~91年)の「BIRTH OF THE BLUE」が、この2月に発売されたので、購入しました。内容は、「KIND OF BLUE」(1959年録音)と同じメンバー、スタジオで前年の1958年に録音された4曲で、音源自体はいろいろな形で何度も発売されているものです。

メンバーは、マイルス・デイヴィス(tp)、キャノンボール・アダレイ(as)、ジョン・コルトレーン(ts)、ビル・エヴァンス(p)、ポール・チェンバース(b)、ジミー・コブ(ds)。4曲の録音は、Columbia 30th Street Studioにおいて、1958年5月26日に行われています。

(英文表記)Miles Davis(tp)、Julian Adderley(as)、John Coltrane(ts)、Bill Evans(p)、Paul Chambers(b)、James Cobb(ds)。

曲目は次のとおり。

1  On Green Dolphin Street (Bronislau Kaper)
2  Fran Dance (Miles Davis)
3  Stella By Starlight (Victor Young)  【星影のステラ】
4  Love For Sale (Cole Porter)
マイルス・デイヴィス作「Fran Dance」以外の3曲は有名スタンダード曲ですが、「Fran Dance」も、よく知られています。

今回、アナログプロダクションから発売されたレコードは、レコード盤(180g重量盤、COLUMBIAの往年のラベル)、ジャケットの造り、さらに、音質も素晴らしいものです。折りにふれて聴いてきた演奏なので、自分のコレクションに入れたくて、購入しました。4曲ともに、マイルス、コルトレーン、キャノンボールの演奏が素晴らしいのはもちろん、ビル・エヴァンス(p)の弾くイントロに、ぐっと惹きつけられます。こうして、同一のセッションで演奏された4曲がまとめて、高品質なレコードとして残されたことは、意義もあり、愛聴盤となりました。

   

ジャケット内側にあるマイルス・デイヴィスの写真

   

ジャケットの裏面

   

レコードのラベル。「COLUMBIA」レーベルのロゴが印刷され、SIX EYE(シックス・アイ、ラベルの左右に3つづつある意匠のこと)も入っていて、大袈裟かもしれませんが、ここまでよく作り込んだと感動しました。1958年頃のCOLUMBIAレーベルから出されていたレコードのラベルを模しているものです。

(参考)レコードの説明など。演奏も入っています。

Miles Davis 'Birth of the Blue': Jazz History Rediscovered by Analogue Productions

(参考)

1958年5月26日の演奏が収録されたアルバムの例。これまでいろいろな形で、出されてきました。

   

1973年に発売された米国盤レコード。「Stella by Starlight」と「On Green Dophin Street」が収録されています。このレコードにより、初めて1958年5月26日セッションの一部が米国で出されたもの。日本では、1970年に独自編集のレコードが出されているようです。

   

日本独自編集のレコード「The Miles Davis Quintet $ Sextet」。1973年の発売で、長年聴いてきたレコードです。B面に「On Green Dolphin Street」、「Fran-Dance」、「Stella by Starlight」が収録されています。

   

1979年に出された「1958MILES」。1958年5月26日録音の4曲が全て入っています。現在発売中のCDも、このジャケット(池田満寿夫さんによるもの)です。僕も現在は、CDで持っています。

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるのは、マイルス・デイヴィスのリーダー作で、右から「Someday My Prince Will Come」(米国再発盤)、本作「Birth of The Blue」、「Kind of Blue」(米国再発盤)。ジャケットに立てかけてあるのは、それぞれのSACDです。

 

【CoCo壱番屋 諏訪ステーションパーク店】

住所:長野県諏訪市沖田町五丁目39 諏訪ステーションパーク内
ホームページ:カレーハウスCoCo壱番屋 (ichibanya.co.jp)

外観

店内。カウンター席に座りました。

店内。遅い時間なので、お客様は少なく、3組入っていただけで、この写真には写っていません。

ハヤシライスのメニュー。ハヤシライスは提供される店舗が限られます。いつも寄っている安曇野インター店では、ハヤシライスの提供はないので、注文してみました。

ハヤシライスのメニュー続き。

サラダも注文

ドレッシングなど

ハンバーグ乗せにしました。ごはんは、150gです。

ハンバーグのアップ

お肉も結構入っていました。

ルウは、意外にあっさりめで食べやすいと思いました。たまには、ハヤシライスも良いです。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Miles Davis (ashita45th)
2025-04-13 20:22:47
こんばんは
マイルス・デイビスのご紹介、興味深く拝見しました。
その中で、1958MILESの1970年のソニー盤のジャケットを2013年3月1日の私のブログに掲載していますので、ご参考にして下さい。
B面に収録されているOn Green Dolphin Street~Fran Dance~Stella By Starlightの3曲はモノラル音源となっています。
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Unknown (yuki)
2025-04-14 08:09:55
早朝から、ジョンコルトレーンのアマゾンミュージックを聴きながら、ブログを打っていました。
何故か?CoCo壱番屋には行っていません。理由は分かりませんがね?いつでも行けるからなのでしょう。その機会もありませんでした。
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1970年発売のレコードジャケット (azumino)
2025-04-14 08:16:54
ashita45thさん おはようございます。

貴ブログの該当記事を拝見しました。1970年発売のレコードのジャケットも記載されていて、素晴らしいです。ご紹介ありがとうございます。

それにしても、この1956年5月26日のセッションの4曲ですが、中途半端な扱いがされてきていて、ようやく今回発売された、アナログプロダクションのレコード(SACDも発売)で、正当な扱いを受けたという思いがあります。

「Kind of Blue」がヒットし、1960年代のマイルス・デイビス・グループも新たに出すレコードが、注目を浴び続けたので、この4曲は片隅に追いやられていたのかもしれません。マイルスが一時引退中の1979年、多分、マーケテイングの要請があり、「1958MILES」が出されて、日本で評価されるようになったと思っています。

それにしても、ジャズ界のマーケティングは、相変わらずマイルス、エヴァンス頼みで、ちょっと残念なところはありますが、もうこんなジャズジャイアントは出ないと思われるので、あるものを楽しめればいいなと、昔のものも結構聴いています。
コメントありがとうございます。
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裏・カインド・オブ・ブルー (mobu)
2025-04-14 08:53:50
「1958MILES」 「裏カインド・オブ・ブルー」ですね。
この1枚は持っていて、マイルスを楽しみたいときかけていました。
選曲も演奏も惹かれる1枚です。
レコードでリイッシューされることは、FANには食指が動きますね。
エヴァンスの演奏も快調です。
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Unknown (azumino)
2025-04-14 19:29:23
yukiさん こんにちは

朝からコルトレーンも良いですね。Kind of BlueやこのBirth of the Blueの時は、基本的にハードバップ~モード初期という感じで、落ち着いて聴けます。後年のフリーになると、僕は元気のある時しか聴くのは無理だったのですが。

さて、Gooブログもお終いだそうで、次どうするかですね。yukiさんは、ハテナブログへ移行されるようですが、僕の準備はこれからといったところです。

コメントありがとうございます。
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Unknown (azumino)
2025-04-14 19:36:34
mobuさん こんにちは

マイルス・デイヴィスの録音は多いですが、このへんは、最高の出来だろうと思っています。

お書きいただいたように、こういうリイシューをされると、手が出てしまいます。まあ、一つの記念だと思っています。
コメントありがとうございます。
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