今朝、早く起きたので、上田城跡公園を散歩しました。桜の花は終了近いですが、お堀や石垣などお城とのコラボを見ることできました。城と桜は、日本の美ですね。日本で録音されたアルバムを。
BARRY HARRIS (バリー・ハリス)
LIVE AT DUG (NIPPON CROWN 1995年録音)
バリー・ハリス(p, 1929~2021年)は、好きなピアニストで、リバーサイドやザナドゥなどに残された録音には、愛聴盤もあります。しかし、もう話題に上ることもないかと思っていたら、ブルース・ハリス(tp)によるCD「Thank You Barry Harris!」が登場(その記事)。嬉しくなり、最近、このCDを聴いています。
メンバーは、バリー・ハリス(p)、稲葉国光(b)、渡辺文男(ds)。1995年の100フィンガーズ、ピアノ・プレイ・ハウスの公演で来日した折に、東京新宿のDUGでライブ録音されたもの。バリー・ハリスは、1993年に脳梗塞になり、復帰が危ぶまれたものの再起を果たした後の来日です。
曲目は次のとおり。
1 Luminescence (Barry Harris)
2 Somebody Loves Me (George Gershwin)
3 No Name Blues (Earl Bostic)
4 Oblivion (Bud Powell)
5 It Could Happen to You (James Van Heusen)
6 Cherokee (Ray Noble)
7 On Green Dolphin Street (Bronislaw Kaper)
8 I Got Rhythm - Rhythm a Ning (George Gershwin - Thelonious Monk)
9 East of the Sun (Brooks Bowman)
10 Nascimento (Barry Harris)
バリー・ハリスの自作が2曲ありますが、あとの8曲はスタンダードか有名ジャズオリジナルです。ハリスの2曲も彼のファンにはお馴染みのもの。
バリー・ハリス(p)のプレイが快調で、リラクゼーションと親近感に溢れたアルバム。「Luminescence 」はテンポフリーのイントロから「How High the Moon」、「Ornithology」を引用し「Luminescence」へ。コード進行が同じだからでしょうが、名人芸とうならされます。続く「Somebody Loves Me」も素晴らしい。この曲はバド・パウエル(p)の演奏が忘れられませんが、こういうスロー~ミディアムテンポの表現もあったのかと感嘆。アップテンポの「Cherokee」や聴衆がコーラスで参加する「Nascimento」など、ライブ会場にいる気分になりました。
ライナーノートの裏面にあるバリー・ハリスの演奏中の写真
稲葉国光(b)
渡辺文男(ds)
バリー・ハリス、DUGのオーナー中平穂積さんなどの集合写真。
(参考)本作から「Somebody Loves Me」が聴けます。
【上田城跡公園の桜 2025年4月17日早朝】
上田城東虎口櫓門の東側の桜は、ほぼ終わりでした。上田城跡公園には、約1,000本の桜があります。
上田城東虎口櫓門
左側の桜は、まだ咲いていました。
本丸跡のお堀。お堀には花びらがたくさん。
上田城東虎口櫓門から入ると、真田神社があります。
見えている建物は、西櫓です。その横を通過
北側のお堀
水仙と桜のコラボ
露店がたくさんありました。上田城千本桜まつりは、4月5日(土)~16日(水)でしたので、露店もそろそろ閉じるのでしょうか。
憩の広場には花壇が設けられていました。パンジーだと思いますが、桜とのコラボを撮ってみました。
憩の広場。傘が置いてあります、
北虎口に来ています。石垣と桜のコラボ。
これは満開
上田城北観光駐車場に隣接した休憩広場の桜は、勢いがありました。ソメイヨシノなどは、ほぼ終わりですが、シダレザクラは満開のところもあるようです。天気が良く、気分も上々になりました。
(参考)上田城跡公園の案内