安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

東山魁夷のリトグラフもあるデンマーク陶磁器展示の大熊美術館 (安曇野市穂高有明)

2019-12-09 20:02:04 | お出かけ・その他

安曇野の美術館・ギャラリー巡りの6回目は穂高有明にある大熊美術館です。ロイヤルコペンハーゲンなどのデンマークの陶磁器を主に展示してある小さな美術館です。前にも訪れたことがあるのですが、今回、東山魁夷画伯のデンマークの町並みを描いたリトグラフがあるのに気づきました。素晴らしい作品です。

初冬なので庭には花はありませんが、美術館にはフローラ・ダニカ(デンマークの植物図鑑)の絵をモチーフにした陶磁器があり、花の絵柄が美しく華やかでした。併設の喫茶店「安曇野文庫」にも入りましたが、それついては明日アップします。

駐車場から敷地に入るところです。左側が美術館、右側には喫茶店。

展示室。ロイヤルコペンハーゲンとビング&グレンダール窯のクリスマスプレートが第1号から全て揃っているそうです。
 

ヴィンテージのプレートが並んでいます。

最古のクリスマスプレート。制作年が明治28年なので、120年以上前のものです。

クリスマスプレートの展示。

1958年のものですが、サンタクロースの絵柄です。

(東山魁夷画伯のリトグラフ)

東山魁夷はデンマークを旅行しています。下段の最も左は、「コペンハーゲンの街角」(昭和39年作)。

   

(花の図柄の食器類など)

フローラ・ダニカ(デンマーク王国の花)は、デンマークで1761年から1874年まで、植物学者6人が引き継ぎ、まとめあげられた全18巻、3500種におよぶ植物図鑑で、これはその図版。ロイヤルコペンハーゲン窯のディナーセット「フローラ ダニカ」は、この植物画を元絵に忠実に手描きされたデザインのもので、豪華です。

ロイヤルコペンハーゲンの食器類「フローラダニカ」。

中には、原画とセットで展示されているものもありました。

他のデザインされた陶磁器もあります。シロクマでしょうか。

(アンデルセン)

 

展示室の片隅にありますが、アンデルセンの絵本の初版本のコレクションだそうです。すごい。

アンデルセンのプレート。

【大熊美術館】

住所:長野県安曇野市穂高有明7403-10
電話:0263-83-6993
ホームページ:okuma-dk