安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

エルディ・ヤング「JUST FOR KICKS」と札幌旅行打合わせの話題

2019-12-12 20:08:16 | ベース・ドラムス

来年1月下旬の札幌旅行の打ち合わせを長野市の中華料理店「美食公園」でやりました。僕はジャズ喫茶やジャズクラブ巡りが楽しみなのですが、ちょうど東急ホテルズのPR誌にお店の紹介が載っていた「タイガーカレー」や「士別バーベキュー」に行って、札幌のソウルフードを食べるのも楽しみです。ソウルフルなアルバム。

ELDEE YOUNG (エルディ・ヤング)
JUST FOR KICKS (ARGO  1961年録音)

   

 エルディー・ヤング(b, 1936~2007年)は、ラムゼイ・ルイス(p)トリオのベーシストとして知られていると思いますが、そのトリオで共演していたレッド・ホルトとグループを作り「Young-Hot Unlimited」としても活動を行っています。シカゴ生まれで、このアルバムでもリズミカルで楽しい演奏を繰り広げています。

メンバーは、エルディ・ヤング(b,cello)、レオ・ライト(as)、マル・ウォルドロン(p)、リチャード・エヴァンス(b)、レッド・ホルト(ds)。顔ぶれがユニークで、マル・ウォルドロンの参加には驚きましたが、リズム隊の一員といった感じで、目立ったソロはありません。

曲は、エルディ・ヤングの自作が3曲で「Big Brother」、「Truly」、「Just for Kicks」、オスカー・ブラウン Jrの「Mr. Kicks」、あとはスタンダードとよく知られた古いナンバーで、「When Johnny Come Marching Home」、「Goodbye」、「Cry Me A River」、「Motherless Child」、「John Henry」の全10曲。ヤングの自作は、調子のよいウキウキするようなナンバーばかりです。

レオ・ライト(as)のチャーリー・パーカーからの影響を受けたストレートで端正なプレイがハイライトです。アップテンポの「When Johnny Come Mraching Home」やバラードの「Cry Me A River」におけるアルトサックスがよいですが、「When Johnny Come Marching Home」や「Big Brother」では軽妙なフルートプレイでも貢献しています。エルディー・ヤング作の「Truly」や「Just For Kicks」は楽しく、ヤング(b)のエンターテイメント資質が発揮されています。

【東急ホテルズ情報誌 COMFORTS vol.75の札幌の飲食店紹介ページ】 

   

タイガーカレー「骨なしチキンカレー」(1,150円)

   

士別バーベキュー「3種セット」(2,178円)

   

札幌東急REIホテルのサウスウエスト「ブイヤベースとステーキのセット」(4,598円)

   

洋食屋グリルラパンの「ビーフシチュー」(1,680円)

【打合わせに使った「美食公園」の料理など】

住所:長野県長野市南千歳1丁目3−10 サン千歳ビル 2F
電話:026-223-5618
ホームページ:美食公園 (facebookです)

  

  

海老と長芋の炒め物。以下、水餃子を除き二人前です。

  

鹿肉とダイコンなどの煮物。この鹿肉は良く煮込んであって、柔らかくてよかった。

  

水餃子。これで一人前です。僕がニンニクの強いのはダメだと前から言っているので、どの料理もニンニクは控えめです。必ず予約して行くので料理の味付には配慮してくれます。こういうお店はありがたく、たまに使います。

  

白菜ときのこなどの八宝菜風。

  

ホイコーロー。柔らかなキャベツにひき肉です。このほかに、〆のラーメンと杏仁豆腐がきました。