理想国家日本の条件 さんより転載です。
卆寿を超えても精力的に活動を続ける“野心家”瀬戸内寂聴
2014年08月29日 14時15分 [霊言]リアルライブ
http://npn.co.jp/reigen/detail/7609206/
最近、メディアへの露出が激減したかと思いきや、東日本大震災以降、「反原発」を掲げ“復活”。
特に12年5月には関西電力大飯原原発の再稼働反対を訴え、経済産業省の前でハンガーストライキを
敢行し話題になった。
言うまでもなく作家・瀬戸内寂聴の事だが、91歳になっても衰えをしらないどころか「老いてなお盛ん」。
生涯現役を実践している訳だが、その背景には相当な「野心」があるとも思われる。
そもそも80~90年代前半にかけてテレビのバラエティ番組、ワイドショーには「ご意見番」として引っ張り
だこだった瀬戸内。「今で言うところのマツコデラックス的な存在だった」とテレビ関係者が明かす様に当時、
“彼女を観ない日は無い”という程、メディアを独占していたのだ。
「歯に衣着せぬコメントと尼僧という“仏の使い”を前面に掲げる事で視聴者から受けが良かった。
彼女の後に、同様なキャラとして細木数子、それよりインパクトを強くして野村沙知代と“ご意見番”が
生まれました。要はその先駆けが瀬戸内で彼女の誕生無くしてマツコは生まれなかった」
と、前出・テレビ関係者が述懐。ワイドショー、バラエティ番組には不可欠な存在だった事は確かな様だ。
とはいえ、ご意見番としての彼女はある種、タレント。
作家・宗教家は「肩書」であって瀬戸内の「本来の顔」を知っていた視聴者が何人いたか−−
といえば、その数には疑問符が付く。
出版関係者が語る。「瀬戸内が書く作品は大体が男女の性。悪く言えば官能モノです。
性描写が多く、“欲に溺れる”話が主です。一時期はヒットしましたが、正直なところ内容が単調で深みが無い。
結局、作家としては谷崎潤一郎賞止まりでしたね。彼女が官能小説家であった事はあまり知られていません」
卆寿を超えても創作活動は辞めない瀬戸内だが残念な事に作家としての二大冠には無縁。
プロ野球的な表現をすれば「新人王」の「直木賞」は仕方ないにしても、「MVP」に匹敵する「芥川賞」は何としても
手中に収めたかった事だろう。
そればかりではない。日本天台宗の広告塔でもある瀬戸内。出家して尼僧になったのは1973年だ
という事を考えれば、彼女がメディアジャックをしていた時は立派な「宗教家」だったのだ。
「時に人を諭すコメントを発し、当事者の涙を誘う場面はありましたが、天台宗とはどんな宗教なのかは
誰も知りません。番組受けするコメントを発していたから起用しただけでしょう。
実際、視聴者は勿論、番組制作者すら彼女の宗教については興味が無い。
“単なるお坊さん”程度の認識ですから」(前出・テレビ関係者)
そう考えると一体、何の目的で瀬戸内がメディアジャックをしていたのか疑問が残る。
そこへ、かつて彼女を担当していた出版関係者が興味深い話を次の様に披露する。
「自己顕示欲が旺盛です。官能を書いているのも人々の関心を引く為だと思います。
目立つ為なら手段を選ばないというのが正しい表現かもしれませんね」
なるほど、そう考えると、この度の「脱原発」運動も合点がいく。
「私は健在」をアピールする為の手段と考えるのが自然な様だ。
それを決定的に裏付けたのが幸福の科学出版より発売された書籍『「煩悩の闇」か、それとも
「長寿社会の理想」か瀬戸内寂聴を霊査する』だ。同書内で瀬戸内の守護霊が本音を激白。
官能小説、「反原発」運動など自己顕示欲の強さを余す事無く語ったのだ。
《私はもう、先を見越していて、「時代は花が乱れるような世界になっていくだろう」と見てたから、
先駆者として書いたんだけど、時代をあまりにも超えすぎてたのよね。
(中略)早すぎたために、「商業ジャーナリズム」と悪く言われる彼らでさえ、私の先見性が見抜けなかったのよね。》
《(作家仲間で反原発の同志・大江健三郎がノーベル文学賞を過去、受賞した事を受け)いいねえ。
私もノーベル賞が欲しいのよ。(中略)欲しい! 欲しい! だから、「反原発」を言ってんの。
(中略)最後、あれをもらって、あの世へ還りたいわあ。》
何とも元気な91歳。
この恐ろしい「野心」がある限り、ノーベル賞を受賞するまで精力的に「反原発」を訴え続けそうだ。
書籍:「煩悩の闇」か、それとも「長寿社会の理想」か 瀬戸内寂聴を霊査する
http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1149
公開霊言「煩悩の闇か、それとも長寿社会の理想か—瀬戸内寂聴を霊査する—」
2014年3月8日収録