77年生きて来て初めて歌舞伎見物を致しました。
子供のころ(小学校時代)親父が浪曲や漫才が好きで、良く連れて行って
くれました。
舞台見物は、それ以来の事の様に思えます。(音楽会は除いて)
京都南座 九月花形歌舞伎 我らは二階席 芝居お弁当
一ト月ほど前 「一度 歌舞伎を見に行く?」 と言う家人の誘いに、何気なく 「OK」と言って
すっかり忘れていました。 数日前、「明後日、京都南座ですよ」 の声で思い出しました。
祇園四条駅(駅名が変わっていました。以前は京阪四条でした。)の階段を上がった所が南座でした。
10時半開場予定で10時過ぎ劇場へ着くと、前の広場は既にごった返していました。開演11時に
なると、席は満席状態。 二階席から覗くと、全く一席の空も有りませんでした。
演目は『新・水滸伝』でNHKテレビで見ていた『大富豪同心 中村隼人』が主演でした。
大音響で始まった物語に、初めはしっかり見ていたが、その内 睡魔が襲ってきてコックリ。
家人に肘でつつかれ目を覚まし、時間が経つと又 コックリ。(出てから文句を言われていました)
歌舞伎は、私の趣味には合わないのが良く分かりました。
幕間のお弁当だけは、狭い座席で美味しくいただきました。
劇場を出て、八坂神社の傍の姉の家を訪れ、久しぶりに元気な夫婦と歓談して夕刻 家路に
着きました。
家に着くと、鮎釣りとは違った疲れが ドッと出て来ました。
10月は同じ南座で、『松竹新喜劇 藤山直美』公演に行くとか・・・ 今度は寝ないように。