美山の森から ~原村移住計画の記録と山遊び~

やっと理想の土地を手に入れました。
長年の夢だった森の中の暮らしの実現まであと少し…かな?

ROCKSHOX JUDY FSX

2007-05-29 | BIKE
レースネタの後は…

古い部品ネタ。



ROCKSHOX JUDY FSXです。



SPECIALIZEDが自社のBikeに使うためにスペシャルチューンでROCKSHOXにOEMさせていたのがフューチャーショック(FS)シリーズ。
その中でも最上級モデルがカーボンを使用したFSXカーボンで、基本的にはS-WorksのBikeに使われていました。

これはJUDYをベースにしていますが、MAG21をベースにしたFSXカーボンもありました。



JUDY SLを基にしてアウターケースをカーボンにして軽量化を図っていますので、ブレーキスタッズもちゃんとSLのチタン製の物が使われています。



クラウンはKokopelli用のJUDY SL同様、ACのクラウンに変更してあわせてボルト類もすべてチタンボルトに換装してあります。

クラウンの上に出ているプリロードの調整ダイヤルが通常と違いますが、これは中身のエラストマーとカートリッジを外してイングランドのTotal Air Systemを入れてあります。

中身をそっくり入れ替えてエアサスにしてしまうサードパーティー製のパーツで、重い物を樹脂とアルミ製のエアカートリッジにしてしまうので大幅に軽量化されます。
確か200g近く軽くなったんじゃなかったかな?



ブレースもKokopelliのときと同じSHOCK BONEのカーボンブレースをつけていますが、こっちはKokopelli用のとは違ってVブレーキ用のアウター受けのないタイプが取り付けてあります。



付けたままになっているステムもRingleの135㎜なんていう長い物。
これをC-C(芯~芯)555㎜のM2のフレームとかで使ってたんですから、今では信じられないポジションですよねぇ?

まぁ、今ほどショックの性能もタイヤの性能もよくなかった時代ですから。
しっかりフロントを押さえられないと曲がれなかったということなのかも知れません。
特にSPECIALIZED製のタイヤは傾けないで上からしっかり押さえるような乗り方が合っていたので、自分のような上半身の力で押さえつけるような乗り方には合っていたのかも知れません。

今はそんな乗り方はしなくなったしレース(XC)もやらなくなったのでこんなポジションは取らなくなりましたが…
当時は「遠く低く」というハンドルポジションでした。

若いから出来たんでしょうけど…

このフォークもまだちゃんと動いてます。
イングランドは当たりハズレが大きくて、ハズレはエア漏れがひどかったのですが。
自分の手元に来た3Set(JUDY用2SetにMANITOU3用が1Set)はいずれも当たり!で。
今でもエア漏れもなく十分使える状態です。

きちんとバラして組み直しが基本で、リビルト時にしっかりラバーグリスなどを入れてあげておくことが最低条件ですけどね。

シールのOリングなどもちゃんとメンテしておけばそう簡単には痛まない物。
メンテしてエアを抜いてシール部分に圧が掛からないように保管しておけば大丈夫。
まだ当分使えそうなので何かフレームを引っ張り出して組んでみましょうか?

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