うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

違いひとくち:6 差し込み印刷>=<データリンク

2019年02月13日 | ソフトいろいろ

差し込みと一口にいってもいろいろあります。
差し込みは、人間の生活の場で行うものごとを簡単に確実にする知恵が生んだ行動様式なのでしょう。

Word には、宛名印刷や定書式書類の印刷に使われる「差し込み印刷」という機能があります。
Word の印刷過程で、 Exel の連続データを引っ張り込んで、1枚ずつのある部分だけを変えて印刷するという方法です。
Excel だけでもちょっとややこしい準備を苦にしなければできますが、繰り返し使用の機会が少なければかえって面倒でしょう。

差し込み印刷と似た方法に、Word の編集過程で Exel のデータをリンクさせる方法もあります。
この場合は、Word のファイルをそれぞれ1枚ずつ残すことができるので、内容を入れ替えたとおりの控えファイルを残したい場合に有利です。

これはパソコンサポートの教材研究会に出された題材ですが、忘れてしまいそうなのでここに載せておくことにしました。

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違いひとくち:5 個人情報>=<個人の情報

2019年02月12日 | 千差万別

個人情報とは、任意の一個人に関する情報であって、その情報に含まれる記述によって特定の個人を識別できるものとされています。

「わたし、こんなこと知ってる」「それ、教えてよ」「個人情報だからダメ」というやり取りは、ダメの理由がダメということになります。

小さなことでは、パソコンに貯め込んだいろいろな情報の束も、大きなことでは国会議員がそれぞれに持っているさまざまな情報も、個人情報として保護される部分はごくわずかです。
大事な機密事項がニョロニョロと流れ出したり、政治組織に潜り込んだ外国機関の工作員に簡単に持ち出されたりすることを防止する法律はどうやらなさそうですが、これまでなくてすんでいるからいらないという理由も、やはりダメでしょう。

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違いひとくち:4 所有権>=<使用権

2019年02月11日 | 忘れかけていたこと

個人持ちのパソコンは、所有権使用権の範囲がほぼ一致します。
個人持ちのパソコンは「ちょっと貸して」「どうぞ」という場合もあるので、その頻度や人数によって使用権がわずかに広がることもあるという程度の差です。
官庁や企業の事業所用パソコンは、交代で使うこともあって、使用権の範囲が大きく広がることもあります。

事業用のパソコンを持ち帰るなどは論外ですが、ハードウエアでなくデータの使用権が拡大解釈されたとき、困ったことが起きます。
データの外部への漏えいは、金銭授受がからんでいるかどうか、法に触れるかどうかなどは採否の判断基準にはなりません。
してはならないことに、「ここまでは」という限界はないのです。 

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違いひとくち:3 サポート>=<代行

2019年02月10日 | 千差万別

サポートと名のつく仕事は、人と人とのことなので、充実させるのはなかなかむずかしいものです。

相談もサポート領域の一部分ですが、相談を持ちかけるとそれを片付けてくれる代行と思って訪れる人もいます。

サポートによって、受ける人の頭か心に明かりがつくかどうか、そのあたりが狙いどころのような気もしています。

 


違いひとくち:2 買取>=<回収

2019年02月09日 | 千差万別

買取はお金をもらえる、回収はお金を取られる、行く先は会社か自治体、自治体は回収だけでお金のやり取りなし、違いといえば大雑把にこんなところでしょうか。

気になるのは、買い取られたあと、回収されたあとの、そのものの行方です。

個人所有のパソコンの場合には、消したつもりの情報が、どれほど入っていようと使い道はないのですが、企業で規模の大きい入れ替えがあったときに、管理者あるいは担当者が、ハードディスクの破壊まで完遂してから送り出すことはしないでしょう。

行き先で、データが跡形もなく消されるかどうか、廃棄パソコンの処理はいわば汚れ仕事ですから、善良厳正な処理がされるかどうかの保証は得にくいものです。

ことによると、廃棄パソコンのハードウエアより価値の高い情報が入っているかもしれません。 

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違いひとくち:1 アプリ>=<アプリケーション

2019年02月08日 | ソフトいろいろ

アプリ>=<アプリケーションは、略称と本名の違いです

これでおしまいでは、違いからオマケを拾い出すことはできません。

アプリの入り口には、それぞれのアイコンが作られています。
アイコンを作るとなれば、デザインという作業が必要です。

アイコンは使ってもらうものですから、そのために気をつけなければならないことがあるはずです。
そのまとまったものを見つけました。

Human Interface Guidelines

アプリアイコンのデザインで、気をつけなければならないことが挙げられています。
 ・シンプル
 ・単一の焦点を提供
 ・機能をすぐに認識可能
 ・背景がシンプルで、透明でない
 ・不可欠なものかロゴ以外で文字を使用しない
 ・画像やスクリーンショットを使用しない
 ・ハードウェア製品の複製は使用しない
 ・インターフェイス全体にアプリアイコンを配置しない
 ・どんな壁紙の上にあってもデザインが保たれる
 ・アイコンコーナーを四角に保つ

10項目の真ん中あたりに、フムフムと頷けることがあります。
カッペはだめなのでした。

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こんなことも:30 格安スマホ

2019年02月06日 | 千差万別

格安スマホのトラブルが、あるサイトで紹介されていました。

・ メールサービスがない
・ 店舗に相談窓口がない
・ 電話かけ放題サービスがない
・ 電話帳のクラウドサービスがない

これでもスマートホンの仲間でしょうか。
スマホと呼んですまほ という駄洒落なのか。

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こんなことも:29 怪書式

2019年02月05日 | ソフトいろいろ

「かいしょしき」と打って変換したら「開所式」が出てきました。

Excel で番地を入れたら日付になってしまう怪書式に出会うことがあります。

MS-IMEが気をきかせすぎるとこういうことになります。
気まぐれなユーザーが何をしようとしているかまでは読んでくれません。

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こんなことも:28 自動更新

2019年02月04日 | ソフトいろいろ

自動更新には、性能補完のための自動更新と、金銭契約の自動更新があります。

自動にすることはプラス志向であると思う人が多いのは宗教的魔物のせいなのですが、人々はそう思いたがりません。
誰しも"自動"は便利と思いがちで、自動の仕掛けは、多少の不備は見逃され、ついされるがままに放置されます。
使いもしない機能をどんどんため込むOSの自動更新などは、軽さ好みのうっかりユーザーにとっては、性能補完ではなく性能過剰ではないかと思います。

こうなってほしいという思いが募れば、欲求が目を曇らせ、それしか見えなくなるので、自動更新と名付けたまやかし商法の格好の餌食になります。
餌にされないよう、何事もよく確かめて対処するには、かなりの面倒が付きまといます。

自動というのは、便利そうで厄介ごとのたねを運んでくるカゼのようなものにみえてきます。
いや、ものでもなく、見えもしない、まとまりのつかない面倒なことがらのようです。

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こんなことも:27 自動起動

2019年02月03日 | ソフトいろいろ

人間が物事を考える力の水準を、おしなべてずるずると下げていく方法のひとつに「自動化」があります。
自動化は、間違いなくぼんやり人間を増やしていきます。
進んでいくのは自動化技術に携わっている人の頭脳だけです。

眠っていても目的地まで連れて行ってくれる自動車を、便利でとても良いものだと思う人は、自動化病の罹患者候補です。


パソコンのプログラムにも、眠っていて何もしないのがいちばん良い状態と思っている人が作ったようなものもあります。

カメラメーカーが手をひろげて作っているプリンターがあって、機構の部分はまことによくできています。
しかし、盲点はどこかにあるもので、付属品に組み込むソフトウエアに欠陥がありました。

プリンターをパソコンにつないだら、何もせずにドライバーがインストールされ、紙を差し込めば使える状態になってこそ、自動化がひとまず完成と思いますが、そこまでにはまだ行き届いていません。
もう古い手になっていますが、CDからドライバーを読み込んでおかないとプリンターが動かないものがあります。

パソコンを取り換えたけれども、プリンタードライバーがインストールできないという相談が持ち込まれたことがありました。
ドライバーを読み込むCDが認識されません。
何度か繰り返すうちに、CD挿入直後にデスクトップの右下に読みとりにくいメッセージが現れてすぐ消えるのを見つけました。
メッセージが出ているうちにすかさずクリックしないと、すっと消えてしまい、手掛かりがなくなってしまうのです。
あとから何か差し込まれたとき、無反応だったり、次の手順をうながすメッセージがすぐ消えてしまったりするのは困ります。

古いものは使うなという嫌がらせなのかどうかよくわかりませんが、使わない場合はいつまでも画面に出しておかないという、お片づけ好きの人がこのOSを考えたのかもしれません。

とにかく、中途半端な実験的自動化は、大いに迷惑なのです。

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こんなことも:26 順序

2019年02月02日 | ソフトいろいろ

プロジェクターの持ち歩きを楽にすると、人の集まるところで画像の披露がしやすくなります。

指でつまめるほどの大きさのプロジェクターもできています。

ところで、プロジェクターを使うとき、つないで電源を入れれば、そのあとは何も操作なしで映ってくれればよいのにといつも思いますが、接続の順序によって自動調整の働きが違うというメモが見つかりました。

パソコンとプロジェクターをそれぞれ起動させて、あとからケーブルでつなぐとプロジェクターの自動調整が働き、プロジェクターの電源を先に入れておいて、パソコンとつないだあとからパソコンを起動させると、パソコンの自動調整が働くそうです。

プロジェクターがUSB電源の場合は、実際に使ってみなければわかりません。
つなげばあとはおまかせが、普通の方式とは思いますが。

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こんなことも:25 耐タンパ

2019年02月01日 | ソフトいろいろ

耐タンパ性という耳慣れない言葉に出会いました。

耐タンパ性とは、所有者以外の者が無許可で読み取ったり勝手に変えたりすることを防止できる能力です。

タンパ tamper は改竄、勝手に変更することで、大陸にはそれを技としている国もあります。
そんな国では、耐タンパ性はシステムの欠陥にされてしまうのでしょうか。
ことによると、耐タンパ性を消滅させることが優秀技術として認められ、タンパ・コンクールなどが行われているかもしれません。

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