海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺士名漁港を見に行く

2018-11-18 23:53:52 | 米軍・自衛隊・基地問題

 18日は日曜日で国頭村の辺士名漁港を見に行った。本部港塩川区の岸壁が台風で破損し、埋め立て土砂の積み込みが困難となっている中、辺士名漁港からの積み出しも可能性があるので現場の状況を確認した。

 国場組の採石場からはオクマビーチ前の道路を使えば、ダンプカーでの搬送は5分もかからないし、集落への影響も少ない。ただ、リゾート施設を利用する観光客には迷惑だろう。漁協の協力を得て道路から見て左側の港から船や台車をどかせば、土砂の積み込みは可能だろう。大型の台船は入れなくても、沖で載せ替えればいい。

 ただ、来年の3月末まで漁協事務所の新築工事をしているうえに、ダンプカーが何十台もに出入りするには、港内の道路が狭く車両が待機する広さもない。土砂搬出には適さないし、抗議行動が起こればリゾート施設や集落への影響もある。沖縄防衛局が追い詰められてこの港を使おうとしても、容易にはいかないだろう。

 天気が良かったので港内の金網にマンビカーを干してあった。港近くの食堂で昼食をとったが、量がすごかった。この後、今帰仁に帰って草刈り作業にいそしんだ。


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