海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

不要不急の工事はすぐに止めろ!辺野古の海・大浦湾を破壊する金を生活困窮者の救済に充てろ!

2020-04-06 23:59:42 | 米軍・自衛隊・基地問題

 6日(月)は辺野古の海・大浦湾で、カヌー7艇と抗議船3隻で海上抗議行動を行った。

 最初に長島の間から大浦湾に出て、航路から入ってくるガット船2隻(聖祐、寿鷲丸)に抗議した。入れ替わりでガット船2隻(marumasa2号、美鍛丸)が大浦湾から出て行った。聖祐と寿鷲丸はそのあとランプウェイ台船に土砂を移し替えていた。

 この日はK8護岸で2回、K9護岸で1回、土砂を積んで護岸に近づくランプウェイ台船に抗議した。

 カヌーで台船やタグボートの近くまで行き、動きを止めるのは簡単にできることではない。だが、海保に拘束されたとしても、フロートの外よりはずっと近くで抗議することができる。

 現場で抗議している姿を見せなければ、沖縄県民はあきらめた、新基地建設を受け入れた、と宣伝される。海でも陸でも、新基地建設反対の意思を行動で示さないといけない。

 この日は午後1時20分頃に海上行動を終えた。

 午後2時7分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。K8護岸では土砂の陸揚げが続けられていて、ダンプカーは仮設道路の中央部とK3護岸付近から土砂を運び、海に投入していた。

 K4護岸の内側に沿って投入された土砂がつながったので、栗石を敷き固めてその上に鉄板を敷く作業が行われていた。消波ブロック設置のため、大型クレーンが移動する足場が造られている。

 黄色い重機2台の海中作業は」今日も続いていた。

 午後2時28分頃、瀬嵩の海岸から大浦湾の様子を見た。この日2回目のK9護岸ではランプウェイ台船の入れ替えが行われていた。

 明日7日に安倍首相が新型コロナウィルスの感染拡大に対し、緊急事態宣言を発令するようだ。同時に不要不急の工事の最たるものである辺野古新基地建設をすぐに中止しろや。

 莫大な予算を浪費する余裕など、これからの日本経済にはないはずだ。辺野古の海・大浦湾を破壊する金を生活困窮者の救済に充てろ。それこそ重要緊急の政策だ。


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