海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

紹介:「監視社会ならん!市民ネット沖縄」と辛淑玉さんの抗議声明

2016-04-05 13:17:22 | 米軍・自衛隊・基地問題

 4月1日の不当逮捕の直後に、「監視社会ならん!市民ネット沖縄」と「のりこえねっと」共同代表の辛淑玉さんが抗議声明を出してくれた。感謝して以下に紹介したい。

 「監視社会ならん!市民ネット沖縄」の声明を以下に引用します。

 

目取真俊さんの不当逮捕に抗議し即時釈放を求める声明

芥川賞作家・目取真俊さんが、4月1日辺野古地崎の海岸で米軍雇用の警備員(通称セキュリティー)に不当拘束され、8時間余も基地内に監禁状態に置かれました。

目取真俊さんは、辺野古新基地建設に反対し、カヌーチームの一員として埋め立て工事に対する抗議と監視活動をしていました。拘束された場所は、日頃カヌーチームが活動を展開しているところです。メンバーの一人が米軍警備員に拘束されようとしたのを止めようとした目取真俊さん一人が拘束されました。

辺野古埋め立て工事を巡っては、現在、政府と沖縄県の「和解」が成立、翁長県知事の埋め立て承認取り消しが、生きている状態にあり、埋め立て工事のため設けられた制限区域を解除し、フロートやブロックを積んだ台船はただちに撤去されるべきです。それを放置したまま、監視活動する市民を拘束するのは言語道断です。

目取真俊さんは、辺野古新建設をめぐる状況をブログ「海鳴りの島から」で全国に発信していました。目取真俊さんの不当逮捕は、言論を封じる許しがたい行為です。安倍首相は、オバマアメリカ大統領に辺野古新基地の工事の遅れを言い訳し「辺野古推進は不変」と約束しています。沖縄県民の民意を無視し、アメリカに追随する安倍首相を絶対に許すことはできません。今回の米軍による目取真俊さんの不当拘束は、県民の反対運動による工事の遅れに対する焦りであり、反対運動への見せしめと言わなければなりません。

目取真俊さんの不当逮捕に怒りを持って抗議するとともに即時釈放を要求します。 

 以上、引用終わり。

 辛淑玉さんの抗議「抗議声明」は以下のフェイスブックで読めます。ご一読ください。

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1731466587096235&id=1398181510424746

 


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