昨日、一昨日は名護市内で選挙活動を行っていた。台風２４号が接近して風が強まっている。風バーバーするなかで皆さんお疲れ様です。明日は沖縄島も暴風圏内に入り、街頭での活動は難しそうなので、今日はそこに力を入れたい。
玉城デニー候補は基地問題ばっかりで、経済振興をおろそかにしている、というケチ付けがあるようだ。しかし、いまや経済界、企業の中からも、辺野古新基地建設反対の声が上がる時代だ。１０前なら自公の候補者を押していた人たちが、玉城候補を推しているのはなぜか。
故翁長知事がくり返し言っていたように「基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因」になっているからだ。もはや基地に依存する時代ではない。基地受け入れを条件に政府の補助金（振興策）にすがる時代でもない。沖縄経済自体が構造変化してきた。
その変化に合わせた経済政策を取らないといけない。辺野古新基地建設に反対するのは、沖縄経済を発展させるためでもあるのだ。中国を敵視し排外主義を丸出しにして、東アジアの中で経済活動をできるはずはない。沖縄の主産業に発展した観光業は平和産業であり、軍事基地がもたらす危険とは相いれない。
沖縄にとって最大の財産である海や森を破壊していけば、観光業も発展しない。特に沖縄島北部・ヤンバルにとって、自然を失う一方で基地が増えれば、地域振興はどうなるのか。辺野古の海や高江の森を守ることは、沖縄の経済と人々の暮らしを守り、発展させる礎となるのだ。
余程の大差でない限り、選挙情勢は１日で変わる。これからの取り組みで勝敗が決まる。玉城デニー候補を当選させるために、頑張りましょう。
