海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

工事現場に迫る海上からの抗議に参加を!

2017-11-08 23:25:19 | 米軍・自衛隊・基地問題

 8日(水)は朝、カヌー8艇で松田ぬ浜を出発した。抗議船3隻と合流して海上から抗議行動を展開したが、5艇はN5護岸の建設場所に行ったあと、取り付け道路の方に移動して抗議行動を行った。現場では北勝建設が石材を投下してショベルカーで固め、仮設道路と接続するための作業を行っている。

https://www.youtube.com/watch?v=_5RtSt5786o

 N5(中仕切り)護岸の建設現場では、午前中から捨て石の投下作業が行われた。10トンダンプカー1回分の捨て石をモッコに載せて海に投下し、ショベルカーで形を整えて固める作業がくり返された。

 前日はカヌー3艇が工事現場近くまで行き、40分近くにわたって工事を止めている。フロート・オイルフェンスの内外で海保のゴムボートが警備を固め、近づくのは容易ではない。それでも、少しでも作業を遅らせるためにカヌーによる抗議が続けられている。

 2月の名護市長選挙をはじめ、来年の沖縄は数多くの選挙が予定されている。9月には名護市議会議員選挙があり、11月には那覇市長選挙と県知事選挙がある。その前に辺野古沿岸での工事を進め、埋め立て工事を着手して県民にあきらめムードを作り出そうというのが日本政府の狙いだ。

 それを許さないためにカヌーチームや抗議船は海の現場で全力を尽くす。ゲート前でも、あるいは全国各地のそれぞれの場所でも、工事の進行を止めるための取り組みを進めてほしい。

 N5護岸の建設現場を囲むオイルフェンスで海鳥が羽根を休めていた。海保と対峙するなか、しばし気持ちが安らいだ。

 K1護岸の工事も進められている。今日も所用のため午前中だけの参加となったが、ほかのメンバーが午後も頑張って抗議を続けている。工事箇所が増えてカヌーや抗議船も対応するのが大変だ。平日の昼間という厳しい条件ではあるが、ぜひ海上からの抗議行動にも参加してほしい。

 上の文章とは関係ないが、面白かったのでつい……紹介。

 https://www.youtube.com/watch?v=LvHB076FoTw

 日本政府に富士山くらいのヤーチューを!

 


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