海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

台風対策でガット船は土砂を積み替えずに大浦湾を出る

2022-08-29 22:15:05 | 米軍・自衛隊・基地問題

 29日(月)は午後、カヌー10艇と抗議船2隻(平和丸・ぶるーの船)で海上行動を行った。

 K9・N2護岸ともに午前中からランプウェイ台船が接岸し、土砂の陸揚げが行われていた。

 ガット船は朝から6隻(marumasa6号、第八太海丸、國喜18、かいおう丸、第十八藤進、第八そうほう丸)が停泊していたが、午後1時半頃、ランプウェイ台船に土砂を積み替えることなく、第八そうほう丸以外の5隻が大浦湾を出て行った。

 台風11号が接近しているためガット船は予定を変更し、急いで避難したようだ。すでに一部のガット船は午前中から、奄美大島の大島海峡を目指して移動を始めていた。

 K8護岸では先端部近くの残りの部分に被覆ブロックの設置が行われていた。

 土砂の陸揚げを終えて空になったランプウェイ台船は、明日以降、羽地内海に避難するかもしれない。フロートや汚濁防止膜の撤去も行われるだろう。

 カヌーメンバーや抗議船は午後2時まで、大浦湾の長島近くで監視活動を行った。これから台風対策が進められると見て、午後3時前には松田ぬ浜に戻り、この日の行動を終えた。

 海上行動に出る前、午前11時48分頃に豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。

 K9・N2護岸から陸揚げされた土砂が、②-1工区の辺野古崎側や②工区のK4護岸近くに投入されていた。

 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大城ヨシタミ議会活動報告会... | トップ | 辺野古ゲート前での抗議行動... »
最新の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事