海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

辺野古ゲート前での抗議行動/台風対策で埋め立て工事は行われず

2022-08-30 23:58:48 | 米軍・自衛隊・基地問題

 30日(火)は午前9時頃に辺野古のキャンプ・シュワブ工事用ゲート前に行き、この日1回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。

 新型コロナウイルスの感染拡大に県知事選挙、各市町村議会議員選挙に加えて台風接近と、何かとあわただしいなか15人の市民が座り込みや歩道での抗議を行った。

 ゲートに入った工事車両は生コンのミキサー車と空のダンプトラックが多かった。

 ほかにフレコンバッグに入った資材やショベルカーなどの資材が搬入された。

 土砂を運ぶガット船は羽地内海や大島海峡に避難しており、土砂を陸揚げするランプウェイ台船も羽地内海に避難している。

 土砂の陸揚げができないので、当然、辺野古側埋め立て工区への土砂投入もない。

 一部でショベルカーやブルドーザーが動いていたが、これから週末まで台風の影響で工事が止まることになる。

 午前10時25分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。

 ガット船やランプウェイ台船はもとより、デッキバーも避難したらしく姿がなかった。

 K9護岸では先端に設置されたスパッド台船のスパッドを抜き、移動の準備を始めていた。順次,N2護岸でも作業を進め、羽地内海に運ぶのではないかと思われる。

 湾内では作業和戦が汚濁防止膜をはずし、クレーン付き台船に運んで引き上げる作業を行っていた。

 今回の台風は勢力が強く、沖縄近海に長くとどまるようなので、海上では昨日から台風対策に追われている。

 K8護岸では根固め用袋材を運んできて、被覆ブロックの下に設置していた。高波対策を行っているのだろう。この後先端部の保護も行われるはずだ。

 


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